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Remove メソッド

  • [アーティクル]
Microsoft Access Visual Basic のリファレンス

Remove メソッド

このトピックに記載されている内容は、言語によっては適用されない場合もあります。

AccessObjectProperties コレクション オブジェクトの Remove メソッド

AccessObject オブジェクトの AccessObjectProperties コレクションから AccessObjectProperty オブジェクトを削除します。

expression.Remove(item)

expression    必ず指定します。AccessObjectProperties コレクション オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。

item    必ず指定します。バリアント型 (Variant) の値を指定します。引数 object により参照されるコレクションのメンバーの位置を式で指定します。数式の場合、インデックスには 0 以上で、コレクションの Count プロパティの値から 1 を引いた値までの数値を指定します。文字列式の場合、インデックスにコレクションのメンバーの名前を指定します。

Pages コレクション オブジェクトの Remove メソッド

タブ コントロールの Pages コレクションから Page オブジェクトを削除します。

expression.Remove(item)

expression    必ず指定します。Pages コレクション オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。

Item    省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。削除する Page オブジェクトのインデックスを整数で指定します。Page オブジェクトのインデックスは、その Page オブジェクトの "PageIndex/ページインデックス" プロパティの値と同じです。この引数を省略すると、コレクションの最後の Page オブジェクトが削除されます。

解説

Pages コレクションのインデックスは 0 で始まります。タブ コントロールの左端ページのインデックスは 0 です。左端ページのすぐ右側のページのインデックスは 1 です。以下も同様です。

Page オブジェクトは、フォームのデザイン ビューでのみ、タブ コントロールの Pages コレクションから削除できます。

References コレクション オブジェクトの Remove メソッド

References コレクションから Reference オブジェクトを削除します。

expression.Remove(Reference)

expression    必ず指定します。References コレクション オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。

Reference    必ず指定します。Reference オブジェクト型の値を指定します。削除するオブジェクトを表す Reference オブジェクトを指定します。

解説

削除する Reference オブジェクトの名前を確認するには、オブジェクト ブラウザの [プロジェクト/ライブラリ] ボックスを調べます。現時点で設定されているすべての参照の名前が、このボックスに表示されます。これらの参照の名前は、Reference オブジェクトの "Name/名前" プロパティの値と同じです。

使用例

Pages オブジェクトの場合

次の例は、タブ コントロールからページを削除します。

Function RemovePage() As Boolean
    Dim frm As Form
    Dim tbc As TabControl, pge As Page

    On Error GoTo Error_RemovePage
    Set frm = Forms!Form1
    Set tbc = frm!TabCtl0
    tbc.Pages.Remove
    RemovePage = True

Exit_RemovePage:
    Exit Function

Error_RemovePage:
    MsgBox Err & ": " & Err.Description
    RemovePage = False
    Resume Exit_RemovePage
End Function

References オブジェクトの場合

次の 2 つの関数のうち最初の関数は、カレンダー コントロールへの参照を References コレクションに追加します。2 番目の関数は、カレンダー コントロールへの参照を削除します。

Function AddReference() As Boolean
    Dim ref As Reference, strFile As String

    On Error GoTo Error_AddReference
    strFile = "C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE11\Mscal.ocx"
    ' カレンダー コントロールへの参照を作成します。
    Set ref = References.AddFromFile(strFile)
    AddReference = True

Exit_AddReference:
    Exit Function

Error_AddReference:
    MsgBox Err & ": " & Err.Description
    AddReference = False
    Resume Exit_AddReference
End Function

Function RemoveReference() As Boolean
    Dim ref As Reference

    On Error GoTo Error_RemoveReference
    Set ref = References!MSACAL
    ' カレンダー コントロールへの参照を削除します。
    References.Remove ref
    RemoveReference = True

Exit_RemoveReference:
    Exit Function

Error_RemoveReference:
    MsgBox Err & ": " & Err.Description
    RemoveReference = False
    Resume Exit_RemoveReference
End Function