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Count プロパティ (Access)

Microsoft Access Visual Basic のリファレンス

Count プロパティ (Access)

Form および Report オブジェクトの Count プロパティ

指定されたコレクションの中の項目数を示します。値の取得および設定が可能です。整数型 (Integer) の値を使用します。

expression.Count

expression 必ず指定します。このトピックの [対象] をクリックして表示される Access オブジェクトのうちの 1 つを返すオブジェクト式を指定します。

[対象] をクリックして表示される他のすべてのオブジェクトの Count** プロパティ**

指定されたコレクションの中の項目数を示します。値の取得および設定が可能です。長整数型 (Long) の値を使用します。

expression.Count

expression 必ず指定します。このトピックの [対象] をクリックして表示される Access オブジェクトのうちの 1 つを返すオブジェクト式を指定します。

設定値

設定値は、整数型 (Integer) の値です。Count プロパティは、すべてのビューで値の取得のみ可能です。

オブジェクトに対するこのプロパティは、マクロまたは Visual Basic を使って参照します。

解説

たとえば、現在開かれているフォームの数、またはデータベース内のフォームの数を示す場合には、次のように指定します。

' 開かれているフォームの数を示します。
forms.count

' カレント データベース内のフォーム (開いているフォームまたは
' 閉じているフォーム) の数を示します。
currentproject.allforms.count
		

使用例

次の使用例では、Count プロパティを使って、開かれているすべてのフォームおよびそのコントロールに関する情報を印刷するループを制御します。

Sub Print_Form_Controls()
    Dim frm As Form, intI As Integer
    Dim intJ As Integer
    Dim intControls As Integer, intForms As Integer
    intForms = Forms.Count        ' 開かれているフォームの数
    If intForms > 0 Then
        For intI = 0 To intForms - 1
            Set frm = Forms(intI)
            Debug.Print frm.Name
            intControls = frm.Count
            If intControls > 0 Then
                For intJ = 0 To intControls - 1
                    Debug.Print vbTab; frm(intJ).Name
                Next intJ
            Else
                Debug.Print vbTab; "(コントロールはありません)"
            End If
        Next intI
    Else
        MsgBox "開かれているフォームはありません。", vbExclamation, "フォームとコントロール"
    End If
End Sub
		

次の使用例では、フォームやレポート上のコントロールの数を判断し、その値を変数に代入します。

Dim intFormControls As Integer
Dim intReportControls As Integer
intFormControls = Forms!社員.Count
intReportControls = Reports!交通費.Count