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AllViews コレクション

Microsoft Access Visual Basic のリファレンス

AllViews コレクション

複数のオブジェクト
AllViews
AccessObject
AccessObjectProperties

AllViews コレクションには、CurrentData または CodeData オブジェクトの各ビューに対する AccessObject オブジェクトが含まれます。

使い方

CurrentData または CodeData オブジェクトには、CurrentData または CodeData で指定されたすべてのビューのインスタンスを設定する AccessObject オブジェクトを含む AllViews コレクションがあります。たとえば、Visual Basic で、AllVies コレクションを列挙して、コレクションの各 AccessObject オブジェクトのプロパティの値を設定または取得することができます。

ヒント

For Each...Next ステートメントは、コレクションを列挙するのに便利です。

AllViews コレクションの各 AccessObject オブジェクトは、そのオブジェクトの名前またはコレクションで付けられたインデックスを使って参照できます。AllViews コレクションの特定のオブジェクトを参照する場合、ビューのコレクションのインデックスは変わる可能性があるので、ビューの名前で参照することをお勧めします。

AllViews コレクションには、0 から始まるインデックスが付けられます。インデックスでビューを参照する場合、最初のビューは AllViews(0)、2 番目のビューは AllViews(1) というように指定します。

メモ

  • AllViews コレクションには Access プロジェクト (.adp) の AccessObject オブジェクトのみが含まれます。Access データベース (.mdb) には、ビューが含まれません。AllQueries コレクションを参照してください。
  • プロジェクトの開いているビューをすべて表示するには、AllViews コレクションの各 AccessObject オブジェクトの IsLoaded プロパティを使用します。その後、各 AccessObject オブジェクトの "Name/名前" プロパティを使用してビューの名前を取得します。
  • AllViews コレクションから AccessObject オブジェクトを追加または削除することはできません。

次の使用例では、AllViews コレクションで開いている AccessObject オブジェクトの名前を印刷します。

Sub AllViews()

    Dim obj As AccessObject, dbs As Object
    Set dbs = Application.CurrentData
    ' AllViews コレクションの開いている AccessObject オブジェクトを検索します。
    For Each obj In dbs.AllViews
        If obj.IsLoaded = True Then
            ' オブジェクト名を印刷します。
            Debug.Print obj.Name
        End If
    Next obj

End Sub