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XML Web サービスのクライアントの作成

XML Web サービス クライアントとは、SOAP メッセージを使用して XML Web サービスと通信するコンポーネントまたはアプリケーションです。XML Web サービス クライアントとして、従来のクライアント アプリケーションも使用できます。ただし、クライアントは別の Web アプリケーションにすることもできます。この場合、その Web アプリケーションが SOAP メッセージ内の XML の処理、書式指定、最終クライアント (Web ブラウザなど) への返信を行います。

XML Web サービス クライアントを作成するには、次の基本手順を実行します。

  1. XML Web サービスに対するプロキシ クラスを作成します。
  2. クライアント コードでプロキシ クラスを参照します。
  3. クライアント コードでプロキシ クラスのインスタンスを作成します。
  4. XML Web サービスを管理する Web アプリケーションで匿名アクセスが無効になっている場合は、プロキシ クラスの WebClientProtocol.Credentials プロパティを設定します。
  5. 通信対象の XML Web サービス メソッドに対応するプロキシ クラスに対してメソッドを呼び出します。

ほとんどのクライアントの場合、この基本手順で異なるのは、プロキシ クラスの参照方法と XML Web サービス クライアントの配置方法だけです。

このセクションの内容

  • ASP.NET Web フォーム クライアントの作成
    XML Web サービスの Web フォーム クライアントの作成手順について説明します。別の XML Web サービスと XML Web サービス プロバイダの両方のクライアントとして機能する XML Web サービスを作成する手順は、クライアント コードの配置場所を除いて同じです。XML Web サービスの場合、クライアント コードは XML Web サービス メソッドのコード内に配置されます。
  • コンソール アプリケーション クライアントの作成
    XML Web サービスのクライアントとなるコンソール アプリケーションの作成手順について説明します。

参照

XML Web サービス クライアントの作成 | XML Web サービスの探索 | XML Web サービス プロキシの作成 | XML Web サービスのクライアントの作成 | ASP.NET を使用して作成した既存の XML Web サービスの調査 | XML Web サービスとの非同期通信 | ブラウザから XML Web サービスへのアクセス