デバイス
Direct3D デバイスは、オブジェクトの割り当ておよび破棄、プリミティブのレンダリング、グラフィック ドライバーおよびハードウェアとの通信を行います。Direct3D 11 において、デバイスは、リソースを作成するためのデバイス オブジェクトと、レンダリングを実行するデバイス コンテキスト オブジェクトに分かれています。
あるデバイスから作成したオブジェクトを、別のデバイスで直接使用することはできません。共有リソースを使用すると、複数のデバイス間でデータを共有できますが、共有オブジェクトを使用できるのはそのオブジェクトを作成したデバイスに限られます。
このセクションには、以下のトピックが含まれています。
- はじめに
デバイス、デバイス コンテキスト、およびスワップ チェーンの概要。 - ソフトウェア レイヤー
デバイスおよびデバイス コンテキストを実装するソフトウェア レイヤーについて説明します。 - 方法 :リファレンス デバイスの作成
リファレンス デバイスの作成方法について説明します。 - 方法 :WARP デバイスの作成
WARP デバイスの作成方法について説明します。 - 方法 :スワップ チェーンの作成
スワップ チェーンの作成方法について説明します。 - 方法 :アダプターの列挙
物理的なディスプレイ アダプターの列挙方法について説明します。 - 方法 :アダプターの表示モードの取得
アダプターでサポートされている表示機能の取得方法について説明します。 - 方法 :デバイスとイミディエイト コンテキストの作成
デバイスの初期化方法について説明します。 - ダウンレベルのハードウェア上の Direct3D 11
特定の機能レベルを指定してデバイスを作成できる新しい 10Level9 機能について説明します。