方法 :スワップ チェーンの作成
スワップ チェーンには、レンダリングと表示に使用する複数のバッファーがカプセル化されます。これらのバッファーには、通常はディスプレイ デバイスに表示されるフロント バッファーと、レンダー ターゲットとして機能するバック バッファーがあります。イミディエイト コンテキストによるバック バッファーのレンダリングが完了すると、スワップ チェーンは、この 2 つのバッファーを入れ替えることによってバック バッファーを表示します。
スワップ チェーンでは、次のようなレンダリング特性を定義します。
- レンダリング領域のサイズ
- ディスプレイのリフレッシュ レート
- 表示モード
- サーフェス フォーマット
DXGI_SWAPCHAIN_DESC 構造体に値を設定し、IDXGISwapChain インターフェイスを初期化することによって、スワップ チェーンの特性を定義します。IDXGIFactory::CreateSwapChain または D3D11CreateDeviceAndSwapChain を呼び出して、スワップ チェーンを初期化します。
- デバイスとスワップ チェーンの作成
デバイスとスワップ チェーンの作成
デバイスとスワップ チェーンを初期化するには、次の 2 つの関数のいずれかを使用します。
スワップ チェーンの初期化をデバイスの初期化と同時に実行する場合は、D3D11CreateDeviceAndSwapChain 関数を使用します。通常、これが最も簡単なオプションです。
IDXGIFactory::CreateSwapChain を使用してスワップ チェーンを既に作成済みの場合は、D3D11CreateDevice 関数を使用します。