方法 :アダプターの表示モードの取得

DirectX 10 および DirectX 11 では、DirectX グラフィックス インフラストラクチャー (DXGI) を使用して、アダプターに関連する有効な表示モードを取得します。有効な表示モードを認識することによって、有効な全画面モードをアプリケーションで適切に選択できます。

アダプターの表示モードの取得方法

  1. IDXGIFactory オブジェクトを作成し、このオブジェクトを使用して利用可能なアダプターを列挙します。詳細については、「方法 :アダプターの列挙」を参照してください。

  2. IDXGIAdapter::EnumOutputs を呼び出して、各アダプターの出力を列挙します。

     IDXGIOutput* pOutput = NULL;  HRESULT hr;  hr = pAdapter->EnumOutputs(0,&pOutput); 
    
  3. IDXGIOutput::GetDisplayModeList を呼び出して、DXGI_MODE_DESC 構造体の配列とその配列の要素数を取得します。各 DXGI_MODE_DESC 構造体は出力の有効な表示モードを表します。

     UINT numModes = 0; DXGI_MODE_DESC* displayModes = NULL; DXGI_FORMAT format = DXGI_FORMAT_R32G32B32A32_FLOAT;      // Get the number of elements     hr = pOutput->GetDisplayModeList( format, 0, &numModes, NULL);      displayModes = new DXGI_MODE_DESC[numModes];       // Get the list     hr = pOutput->GetDisplayModeList( format, 0, &numModes, displayModes); 
    

関連項目

デバイス