TextColumn オブジェクト

Microsoft Word Visual Basic リファレンス

段組みの 1 つの段を表します。TextColumn オブジェクトは TextColumns コレクションのメンバーです。TextColumns コレクションには、文書または文書のセクションのすべての段組みが含まれます。

使い方

TextColumns(index) を使用して 1 つの TextColumn オブジェクトを取得します。index にはインデックス番号を指定します。インデックス番号は、TextColumns コレクションでの段組みの段の (左から右に数えた) 位置を表します。

次の使用例は、作業中の文書の段組みの最初の段の間隔を 12.5mm に設定します。

ActiveDocument.PageSetup.TextColumns(1).SpaceAfter = _
    MillimetersToPoints(12.5)

Add メソッドを使用して段組みコレクションに 1 つの段を追加します。既定では、TextColumns コレクションには 1 つの段組みの段落が含まれます。次の使用例は、作業中の文書に幅 50mm の段を追加します。

ActiveDocument.PageSetup.TextColumns.Add _
    Width:=MillimetersToPoints(50), _
    Spacing:=MillimetersToPoints(12.5), EvenlySpaced:=False

SetCount メソッドを使用して、文字列を段組みにします。次の使用例は、作業中の文書の文字列を 3 段の段組みにします。

ActiveDocument.PageSetup.TextColumns.SetCount NumColumns:=3