Add メソッド
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Add メソッド
AccessObjectProperties コレクション オブジェクトの Add メソッド
新しいプロパティを AccessObjectProperty オブジェクトとして、AccessObject オブジェクトの AccessObjectProperties コレクションに追加します。
expression.Add(PropertyName, Value)
expression 必ず指定します。AccessObjectProperties コレクション オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
PropertyName 必ず指定します。文字列型 (String) の値を指定します。新しいプロパティの名前を文字列式で指定します。
Value 必ず指定します。バリアント型 (Variant) の値を指定します。オプションの設定値に対応するバリアント型 (Variant) の値です。引数 value の設定値は、個々のオプションに設定できる値である必要があります。定数または文字列を指定します。
解説
既存のプロパティを削除するには、AccessObjectProperties コレクションの Remove メソッドを使用します。
FormatConditions コレクション オブジェクトの Add メソッド
条件付き書式を FormatCondition オブジェクトとして、コンボ ボックスまたはテキスト ボックスコントロールの FormatConditions コレクションに追加します。
expression.Add(Type, Operator, Expression1, Expression2)
expression 必ず指定します。FormatConditions コレクション オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
Type 必ず指定します。AcFormatConditionType クラスの定数を使用します。追加される条件付き書式の種類を指定します。
| 使用できる定数は、次に示す AcFormatConditionType クラスの定数のいずれかです。 |
| acExpression |
| acFieldHasFocus |
| acFieldValue |
Operator 省略可能です。AcFormatConditionOperator クラスの定数を使用します。引数 Type が acExpression の場合、引数 Operator は無視されます。この引数を指定しないと、acBetween (既定値) が使われます。
| 使用できる定数は、次に示す AcFormatConditionOperator クラスの定数のいずれかです。 |
| acBetween (既定値) |
| acEqual |
| acGreaterThan |
| acGreaterThanOrEqual |
| acLessThan |
| acLessThanOrEqual |
| acNotBetween |
| acNotEqual |
Expression1 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。条件付き書式の最初の部分に関連するバリアント型 (Variant) の値または式です。定数あるいは文字列を指定します。
Expression2 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。引数 Operator に acBetween または acNotBetween を指定した場合 (その他の場合、この引数は無視されます)、条件付き書式の 2 番目の部分に関連するバリアント型 (Variant) の値または式を指定します。定数または文字列を指定します。
解説
コンボ ボックスまたはテキスト ボックス コントロールから既存の FormatConditions コレクションを削除するには、FormatConditions コレクションの Delete メソッドを使用します。
Pages コレクション オブジェクトの Add メソッド
新しい Page オブジェクトをタブ コントロールの Pages コレクションに追加します。
expression.Add(Before)
expression 必ず指定します。Pages コレクション オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
Before 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。新規の Page オブジェクトを追加する直前の Page オブジェクトのインデックスを整数で指定します。インデックスは、Page オブジェクトの "PageIndex/ページインデックス" プロパティの値と同じです。この引数を省略した場合は、新規の Page オブジェクトは、コレクションの末尾に追加されます。
解説
Pages コレクションの先頭の Page オブジェクトは、タブ コントロールの左端ページに相当します。この Page オブジェクトのインデックスは 0 です。2 番目の Page オブジェクトは、最初のページのすぐ右側に位置し、インデックスは 1 です。以下の Page オブジェクトについても同様です。
引数 Before に 0 を指定した場合は、新規の Page オブジェクトは、Pages コレクションの先頭の Page オブジェクトの前に追加されます。このように追加すると、新規の Page オブジェクトが、コレクションの先頭 Page オブジェクトになり、そのインデックスは 0 になります。
Page オブジェクトは、フォームのデザイン ビューでのみ、タブ コントロールの Pages コレクションに追加できます。
AdditionalData オブジェクトの Add メソッド
ExportXML メソッドの呼び出し時に組み込むテーブルまたはクエリを追加します。AdditionalData オブジェクトを返します。
expression.Add(var)
expression 必ず指定します。AdditionalData オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
var 必ず指定します。文字列型 (String) の値を指定します。追加するテーブルまたはクエリの名前を指定します。
SmartTagProperties オブジェクトの Add メソッド
スマート タグにカスタム プロパティを追加します。SmartTagProperty オブジェクトを返します。
expression.Add(Name, Value)
expression 必ず指定します。SmartTagProperties オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
Name 必ず指定します。文字列型 (String) の値を指定します。カスタム プロパティに使用する名前を指定します。
Value 必ず指定します。バリアント型 (Variant) の値を指定します。カスタム プロパティの値を指定します。
SmartTags オブジェクトの Add メソッド
フォーム、コントロール、またはデータ アクセス ページにスマート タグを追加します。SmartTag オブジェクトを返します。
expression.Add(Name)
expression 必ず指定します。SmartTags コレクションを表すオブジェクト式を指定します。
Name 必ず指定します。文字列型 (String) の値を指定します。追加するスマート タグの名前を指定します。
使用例
Pages コレクション オブジェクトの場合
次の例は、フォームのデザイン ビューでページをタブ コントロールに追加します。この例を実行するには、TabCtl0 というタブ コントロールに "Form1" というフォームを新規作成します。標準モジュールに次のコードを貼り付け、実行してください。
Function AddPage() As Boolean
Dim frm As Form
Dim tbc As TabControl, pge As Page
On Error GoTo Error_AddPage
Set frm = Forms!Form1
Set tbc = frm!TabCtl0
tbc.Pages.Add
AddPage = True
Exit_AddPage:
Exit Function
Error_AddPage:
MsgBox Err & ": " & Err.Description
AddPage = False
Resume Exit_AddPage
End Function