AddIns コレクション オブジェクト
Microsoft Word Visual Basic リファレンス |
AddIns コレクション オブジェクト
複数のオブジェクト AddIns AddIn |
現在読み込まれているかどうかにかかわらず、Word で使用できるすべてのアドインを表す AddIn オブジェクトのコレクションです。AddIns コレクションには、[テンプレートとアドイン] ダイアログ ボックス ([ツール] メニュー) に表示される全文書対象のテンプレートまたは Word アドイン ライブラリ (WLL) が含まれます。
使い方
AddIns プロパティを使用して、AddIns コレクションを取得します。次の使用例は、使用できる各アドインの名前と組み込み状況を表示します。
For Each ad In AddIns
If ad.Installed = True Then
MsgBox ad.Name & " は組み込まれています。"
Else
MsgBox ad.Name & " は使用できますが、組み込まれていません。"
End If
Next ad
Add メソッドを使用して、使用できるアドインの一覧にアドインを追加し、必要に応じて、引数 Install を指定してこのアドインを組み込みます。
AddIns.Add FileName:="C:\Templates\Other\Letter.dot", Install:=True
使用できるアドインの一覧に表示されているアドインを組み込むには、Installed プロパティを使用します。
AddIns("Letter.dot").Installed = True
AddIns (index) を使用して AddIn オブジェクトを取得します。引数 index にはアドイン名またはインデックス番号を指定します。アドイン名は [テンプレートとアドイン] ダイアログ ボックスに表示される名前と正確に一致している必要があります。大文字と小文字は区別されません。使用できるアドインの一覧に表示されたアドインを組み込むには、Installed プロパティを使用します。次の使用例は、Letter.dot テンプレートを全文書対象のテンプレートとして読み込みます。
AddIns("Letter.dot").Installed = True
メモ アドインを名前で示す場合、アドインが [User Templates]、[Workgroup Templates]、または [Startup] フォルダにないときは、絶対パスで指定する必要があります。
解説
Compiled プロパティを使用して、AddIn オブジェクトがテンプレートであるか WLL であるかを調べます。