XMStoreVector4NC
キャッシュされていないメモリーに配置されている、ユーザーが決定した 4D ベクトル (XMFLOAT4 など) に XMVECTOR を格納します。
注意
XMStoreVector4NC は、Xbox Math ライブラリとの下位互換性のために用意されています。整数型のスカラーをロードするときは XMStoreInt4NC を使用し、浮動小数点型のスカラーをロードするときは XMStoreFloat4NC を使用することをお勧めします。
構文
VOID XMStoreVector4NC( VOID *pDestination, XMVECTOR V)
パラメーター
- pDestination
[out] データを格納するアドレス - V
[in] 格納するデータが含まれるベクトル
戻り値
なし。
解説
注意
XMStoreVector4NC は、SSE/SSE2 サポートを有効にして (XM_SSE_INTRINSICS を定義して) コンパイルされたコードには使用できません。
次の擬似コードは、この関数の処理を表したものです。
UINT* pElement = (UINT*)pDestination;XMASSERT(pDestination);pElement[0] = V.u[0];pElement[1] = V.u[1];pElement[2] = V.u[2];pElement[3] = V.u[3];
格納先の場所がキャッシュ メモリ内の場合、XMStoreVector4 を使用する方が高速です。
要件
ヘッダー: xboxmath.h で宣言されています。