PipeAccessRights 列挙型

定義

アクセス規則と監査規則の作成時に使用するアクセス権を定義します。

この列挙体は、メンバー値のビットごとの組み合わせをサポートしています。

public enum class PipeAccessRights
[System.Flags]
public enum PipeAccessRights
[<System.Flags>]
type PipeAccessRights = 
Public Enum PipeAccessRights
継承
PipeAccessRights
属性

フィールド

AccessSystemSecurity 16777216

システム アクセス制御リスト (SACL: System Access Control List) を変更する権限を指定します。

ChangePermissions 262144

パイプに関連付けられているセキュリティ規則と監査規則を変更する権限を指定します。

CreateNewInstance 4

新しいパイプを作成する権限を指定します。 この権限を設定すると、Synchronize 権限も設定されます。

Delete 65536

パイプを削除する権限を指定します。

FullControl 2032031

パイプを完全に制御し、アクセス制御規則と監査規則を変更する権限を指定します。 この値は、この列挙体のすべての権限を組み合わせたものを表します。

Read 131209

パイプから読み取る権限を指定します。 この権限には、ReadAttributesReadDataReadExtendedAttributes、および ReadPermissions の各権限が含まれます。

ReadAttributes 128

パイプからファイル システム属性を読み取る権限を指定します。 これには、データ、拡張ファイル システム属性、またはアクセス規則や監査規則を読み取る権限は含まれません。

ReadData 1

パイプからデータを読み取る権限を指定します。 これには、ファイル システム属性、拡張ファイル システム属性、またはアクセス規則や監査規則を読み取る権限は含まれません。

ReadExtendedAttributes 8

パイプから拡張ファイル システム属性を読み取る権限を指定します。 これには、データ、ファイル システム属性、またはアクセス規則や監査規則を読み取る権限は含まれません。

ReadPermissions 131072

パイプからアクセス規則および監査規則を読み取る権限を指定します。 これには、データ、ファイル システム属性、または拡張ファイル システム属性を読み取る権限は含まれません。

ReadWrite 131483

パイプから読み取りおよび書き込みを行う権限を指定します。 この権限には、ReadAttributesReadDataReadExtendedAttributesReadPermissionsWriteAttributesWriteData、および WriteExtendedAttributes の各権限が含まれます。

Synchronize 1048576

パイプ ハンドルが I/O 操作の完了と同期するまでアプリケーションが待機できるかどうかを指定します。 この値はパイプへのアクセスを許可したときに自動的に設定され、パイプへのアクセスを拒否したときには自動的に除外されます。 パイプを作成するには、この値が必要です。 この値は、パイプを作成するときに明示的に設定しなくても自動的に設定されます。

TakeOwnership 524288

パイプの所有者を変更する権限を指定します。 パイプの所有者は、そのリソースに対してフル アクセス権限を持ちます。

Write 274

パイプに書き込む権限を指定します。 この権限には、WriteAttributesWriteData、および WriteExtendedAttributes の各権限が含まれます。

WriteAttributes 256

パイプにファイル システム属性を書き込む権限を指定します。 これには、データまたは拡張ファイル システム属性を書き込む権限は含まれません。

WriteData 2

パイプにデータを書き込む権限を指定します。 これには、ファイル システム属性または拡張ファイル システム属性を書き込む権限は含まれません。

WriteExtendedAttributes 16

パイプに拡張ファイル システム属性を書き込む権限を指定します。 これには、ファイル属性またはデータを書き込む権限は含まれません。

注釈

列挙体は PipeAccessRights 、特定のユーザー アカウントに対して許可されるファイル システム アクションと、特定のユーザー アカウントに対して監査されるファイル システム アクションを指定します。

クラスを使用して PipeAccessRights アクセス規則を作成する場合、または クラスで PipeAccessRule 監査規則を作成する場合は、 列挙体を PipeAuditRule 使用します。

この列挙には、いくつかの特定のシステム権限値と、それらの特定の値の組み合わせであるいくつかの値が含まれています。 各コンポーネント値を個別に指定するのではなく、FullControl、Read、Write などの組み合わせ値を使用する方が簡単です。

適用対象