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方法 : コマンド ラインから Windows フォーム アプリケーションを作成する

  • [アーティクル]

コマンド ラインから Windows フォーム アプリケーションを作成および実行するために行う必要がある基本的な手順を以下に示します。 Visual Studio では、この手順に対する広範なサポートが用意されています。 詳細については チュートリアル : 簡単な Windows フォームの作成 および チュートリアル : 簡単な Windows フォームの作成 および チュートリアル : 簡単な Windows フォームの作成 および チュートリアル : 簡単な Windows フォームの作成 および チュートリアル : 簡単な Windows フォームの作成.

手順

フォームを作成するには

  1. 空のコード ファイルで、次を入力するか、ステートメントを使ってインポートします。

    Imports System
Imports System.ComponentModel
Imports System.Drawing
Imports System.Windows.Forms

    using System;
using System.ComponentModel;
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;

  2. Form クラスを継承する Form1 という名前のクラスを宣言します。

    Public Class Form1
    Inherits Form

    public class Form1 : Form

  3. Form1 の既定のコンストラクターを作成します。

    この後の手順で、コンストラクターにコードを追加します。

    Public Sub New()

End Sub 'New

    public Form1() {}

  4. クラスへの Main メソッドの追加

    1. Main メソッドに STAThreadAttribute を適用して、Windows フォーム アプリケーションがシングルスレッド アパートメントであることを指定します。

    2. EnableVisualStyles を呼び出して、アプリケーションに Windows XP の表示形式を設定します。

    3. フォームのインスタンスを作成し、実行します。

        <STAThread()> _
    Public Shared Sub Main()
        Application.EnableVisualStyles()
        Application.Run(New Form1())

    End Sub
End Class

    [STAThread]
public static void Main()
{
  Application.EnableVisualStyles();
  Application.Run(new Form1());

}

アプリケーションをコンパイルして実行するには

  1. .NET Framework コマンド プロンプトで、Form1 クラスを作成したディレクトリに移動します。

  2. フォームをコンパイルします。

    • C# を使用している場合は、「csc form1.cs」と入力します。

      または

    • Visual Basic を使用している場合は、「vbc form1.vb /r:system.dll,system.drawing.dll,system.windows.forms.dll」と入力します。

  3. コマンド プロンプトで、「Form1.exe」と入力します。

コントロールの追加とイベントの処理

上に示した手順は、コンパイルおよび実行する基本的な Windows フォームの作成方法についてのみ説明しています。 次の手順では、コントロールを作成してフォームに追加する方法と、コントロールのイベントを処理する方法について説明します。 Windows フォームに追加できるコントロールの詳細については、「Windows フォーム コントロール」を参照してください。

Windows フォーム アプリケーションの作成方法に加えて、イベントベースのプログラミングと、ユーザー入力を処理する方法について理解する必要があります。 詳細については、「Windows フォーム内でのイベント ハンドラーの作成」および「ユーザーの入力の処理」を参照してください。

ボタン コントロールを宣言し、そのクリック イベントを処理するには

  1. button1 という名前のボタン コントロールを宣言します。

  2. コンストラクター内にボタンを作成し、Size、Location、および Text の各プロパティを設定します。

  3. フォームにボタンを追加します。

    次のコード例は、ボタン コントロールを宣言する方法を示しています。

    Public WithEvents button1 As Button

Public Sub New()
    button1 = New Button()
    button1.Size = New Size(40, 40)
    button1.Location = New Point(30, 30)
    button1.Text = "Click me"
    Me.Controls.Add(button1)

End Sub

    public Button button1;
public Form1()
{
    button1 = new Button();
    button1.Size = new Size(40, 40);
    button1.Location = new Point(30, 30);
    button1.Text = "Click me";
    this.Controls.Add(button1);
    button1.Click += new EventHandler(button1_Click);
}

  4. ボタンの Click イベントを処理するメソッドを作成します。

  5. クリック イベント ハンドラーで、MessageBox および "Hello World" というメッセージを表示します。

    次のコード例は、ボタン コントロールのクリック イベントを処理する方法を示しています。

    Private Sub button1_Click(ByVal sender As Object, _
    ByVal e As EventArgs) Handles button1.Click
    MessageBox.Show("Hello World")
End Sub

    private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
    MessageBox.Show("Hello World");
}

  6. Click イベントと、作成したメソッドを関連付けます。

    次のコード例は、イベントをメソッドを関連付ける方法を示しています。

    Private Sub button1_Click(ByVal sender As Object, _
    ByVal e As EventArgs) Handles button1.Click

    button1.Click += new EventHandler(button1_Click);

  7. 前の手順で説明したように、アプリケーションをコンパイルおよび実行します。

使用例

次のコード例は、上の手順を合わせた完全な例を示しています。

Imports System
Imports System.ComponentModel
Imports System.Drawing
Imports System.Windows.Forms

Public Class Form1
    Inherits Form
    Public WithEvents button1 As Button

    Public Sub New()
        button1 = New Button()
        button1.Size = New Size(40, 40)
        button1.Location = New Point(30, 30)
        button1.Text = "Click me"
        Me.Controls.Add(button1)

    End Sub

    Private Sub button1_Click(ByVal sender As Object, _
        ByVal e As EventArgs) Handles button1.Click
        MessageBox.Show("Hello World")
    End Sub

    <STAThread()> _
    Shared Sub Main()
        Application.EnableVisualStyles()
        Application.Run(New Form1())

    End Sub
End Class

using System;
using System.ComponentModel;
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;

namespace FormWithButton
{
    public class Form1 : Form
    {
        public Button button1;
        public Form1()
        {
            button1 = new Button();
            button1.Size = new Size(40, 40);
            button1.Location = new Point(30, 30);
            button1.Text = "Click me";
            this.Controls.Add(button1);
            button1.Click += new EventHandler(button1_Click);
        }
        private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            MessageBox.Show("Hello World");
        }
        [STAThread]
        static void Main()
        {
            Application.EnableVisualStyles();
            Application.Run(new Form1());
        }
    }
}

コードのコンパイル

  • コードをコンパイルするには、アプリケーションをコンパイルおよび実行する方法について説明している手順の指示に従います。

参照

参照

Form

Control

その他の技術情報

Windows フォームの表示形式の変更

Windows フォーム アプリケーションの拡張

Windows フォームについて