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方法: アプリの追加

発行: 2014年8月

注意

このトピックは、次のマーケットプレースに該当します:Office ストアおよび Microsoft Azure Marketplace。

このトピックでは、構築したアプリの送信について説明します。アプリの構築についてサポートが必要な場合、次を参照してください。

このトピックの内容

  • アプリの追加と下書きとしての保存

  • 承認のためのアプリの送信

アプリの追加と下書きとしての保存

アプリを販売者ダッシュ ボードに追加するには、次の手順に従います。

  1. 個人の Microsoft アカウント を使用して、販売者ダッシュボードにサインインします。

  2. [アプリ] タブの**[管理]** で、[新しいアプリの追加] をクリックします。

  3. 新しいアプリ ウィザードの [登録リストの種類] ページで、アプリと一致する [アプリの種類] をクリックします。

  4. 選択したアプリの種類を登録する Marketplace 用アプリを初めて作成する場合、契約書が表示されます。[Marketplace のご契約条件] の契約書を読みます。同意する場合、チェック ボックスをオンにして [次へ] をクリックします。

    注意

    • 同意する場合、更新版の契約書が公開されない限り、この Marketplace 用の契約書が 1 度だけ表示されます。この同じ Marketplace 用に別のアプリを追加する場合、この同じ契約書が適用されます。別の Marketplace 用アプリを追加する場合、別の Marketplace 契約書が表示されます。

    • アプリを追加した後に、同意した契約書の一覧を表示するには、[アカウント] タブをクリックします。[管理] タブの [ご契約条件] に、同意した契約条項が表示されます。契約書の詳細を表示するには、契約書の名前をクリックします。

  5. [概要] ページで、次の操作を実行します。

    1. [全般情報] に情報を指定します。たとえば、アプリの種類に応じて、[アプリ タイトル][バージョン][リリース日] などです。

      重要

      販売者ダッシュ ボードで [バージョン] に入力する数値は、送信するアプリ パッケージのバージョン番号と一致する必要があります。

    2. 少なくとも 1 つの [カテゴリ] を選択してください。ユーザーが Marketplace でアプリをフィルターして検索しやすいように、最大 3 つのカテゴリを選択できます。

    3. [ロゴ][アプリのロゴ] タイルをクリックし、ロゴをアップロードします。

      注意

      Office 用アプリと SharePoint 用アプリの場合、1 つのロゴのみをアプリに関連付けることができます。ロゴのローカライズが必要な場合、各言語で別のロゴを使用してローカライズしたアプリを送信する必要があります。

    4. [アプリ パッケージ] で、次の操作を実行します。

      注意

      アプリの種類によっては、[アプリ パッケージ] が表示されないことがあります。

      1. [アプリ パッケージ] タイルをクリックして、アプリのバイナリまたはマニフェストをアップロードします。

        注意

        OAuth 使用する SharePoint 用アプリを送信し、中国で配布する予定の場合は、中国専用のアプリ パッケージを追加してください。

      2. 選択するアプリの種類が OAuth クライアント ID をサポートする場合、[アプリはサービスであり、サーバー間の認証を必要とします] オプションが表示されます。アプリが OAuth を使用する場合、チェック ボックスをクリックし、アプリに使用する OAuth クライアント ID を選択します。

        注意

        OAuth 使用する SharePoint 用アプリを送信し、中国で配布する予定の場合は、中国用に別のクライアント ID とシークレットを追加してください。[OAuth クライアント ID] の下のドロップダウン矢印をクリックします。[中国国内向けアプリケーション用クライアント ID] で、クライアント ID を選択します。このオプションが表示されない場合、中国専用のクライアント ID を追加する必要があります。

        詳細については、「クライアント ID とクライアント シークレットの作成」を参照してください。

      3. [テスト用メモ] に、検証テスターがアプリを検証するときに役立つ手順とリソースのリンクを指定します。たとえば、アプリに資格情報やパスワードが必要な場合はそれを提供します。この資格情報またはパスワードは一般公開用ではなく、Microsoft のみが使用します。[テスト用メモ] は検証専用であり、Office ストア リストに公開されません。詳細な [テスト用メモ] を入力すると、アプリの承認に役立ちます。

      4. アプリが暗号方式または暗号化の呼び出し、サポート、収容、または使用を行う場合、チェック ボックスをクリックし、情報を確認してから、[はい] または [いいえ] をクリックします。

      5. Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリを追加する場合、[サポート ドキュメント] で、アプリの [サポート ドキュメントのリンク][プライバシー ドキュメントのリンク] を指定します。URL には http:// または https:// を含めます。また、[ビデオのリンク] とカスタマイズした [使用許諾契約書] を指定することもできます。カスタマイズした使用許諾契約書がない場合、Office ストアはアプリ用に使用許諾契約書を提供します。

  6. [次へ] をクリックします。

  7. [詳細] ページで、次の操作を実行します。

    1. Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリを追加する場合、[言語][言語の選択] をクリックします。

      注意

      アプリのローカライズに使用し、サポートする言語のみを選択します。

    2. アプリの詳細情報の言語をクリックしてから、[確認] をクリックします。

    3. [説明] では、Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリを追加する場合、前の手順で選択した言語で [アプリ名][簡潔な説明][詳細な説明] を指定します。たとえば、前の手順で英語を選択した場合、[アプリ名][簡潔な説明][詳細な説明] を英語で入力します。

    4. Azure カタログ アプリを追加する場合、アプリの [簡潔な説明][詳細な説明]、および [提供される機能] を指定します。

    5. [スクリーンショット] で、[プライマリ] タイルをクリックしてアプリのスクリーンショットを少なくとも 1 つアップロードします。最大 5 つのアプリをアップロードできます。

      重要

      • ユーザーは、アプリの Marketplace カタログでこれらのスクリーンショットを表示するため、ユーザーに見せたくない非公開情報や個人情報は含めないでください。

      • Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリを追加する場合、各言語に合わせて、その言語のスクリーンショットを追加できます。各言語と対応するスクリーンショットがあると、ユーザー エクスペリエンスが向上します。

    6. Azure カタログ アプリを追加する場合、[詳細] で、情報のリンクを指定します。[サポート ドキュメント] で、アプリのサポート ドキュメントへのリンクを指定します。URL には http:// または https:// を含めます。

  8. Azure カタログ アプリを追加する場合、[下書きの保存] ボタンをクリックします。

    Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリのすべての言語を追加しており、手順を進めるには、この手順をスキップして次の手順に進むことができます。別の言語を追加する場合、[言語の追加] ボタンをクリックします。

    注意

    Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリのローカライズに使用し、サポートする各言語について、次の手順を繰り返す必要があります。

    1. [言語の追加] ボタンをクリックした後で、アプリの詳細情報の言語をクリックしてから、[確認] をクリックします。

      注意

      アプリのローカライズに使用し、サポートする言語のみを選択します。

    2. [説明] では、前の手順で選択した言語で [アプリ名][簡潔な説明][詳細な説明] を指定します。たとえば、前の手順でスペイン語を選択した場合、[アプリ名][簡潔な説明][詳細な説明] をスペイン語で入力します。

    3. [スクリーンショット] で、[プライマリ] タイルをクリックしてアプリのスクリーンショットを少なくとも 1 つアップロードします。最大 5 つのアプリをアップロードできます。

      重要

      • ユーザーは、アプリの Marketplace カタログでこれらのスクリーンショットを表示するため、ユーザーに見せたくない非公開情報や個人情報は含めないでください。

      • アプリに別の言語を追加する場合、アプリの各言語のスクリーンショットを追加できます。各言語と対応するスクリーンショットがあると、ユーザー エクスペリエンスが向上します。

    4. Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリに別の言語を追加する場合、[言語の追加] ボタンをクリックし、前の 3 つの手順を繰り返します。

  9. 特定の国または地域のユーザーによる Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリの購入またはアクセスを許可または禁止するには、[次へ] をクリックします。

  10. [アクセス禁止] ページで、次の操作を実行します。

    1. 特定の国または地域のユーザーによるアプリへのアクセスを禁止しない場合は、[次へ] をクリックして価格情報を追加します。

    2. アクセスを禁止する場合は、[禁止][特定の国または地域でこのアプリの購入を禁止します] チェック ボックスをクリックし、[国/地域の選択] ボタンをクリックします。

      注意

      OAuth 使用する SharePoint 用アプリを送信し、中国で配布する予定の場合は、中国以外のすべての国に対するアクセスをブロックしてください。また、中国用に別のクライアント ID とシークレットを追加し、中国専用のアプリ パッケージを追加する必要があります。クライアント ID の詳細については、「クライアント ID とクライアント シークレットの作成」を参照してください。

    3. [禁止する国/地域を選択します] ダイアログ ボックスで、アプリの購入またはアクセスを禁止する国または地域を選択します。

      注意

      一覧からすべての国と地域を選択する場合、アプリはどの Office ストアにも表示されなくなります。Office ストアにアプリを公開するには、少なくとも 1 つのチェック ボックスをクリアしてください。

    4. 禁止する国または地域の選択を完了したら、[国/地域の禁止] をクリックします。

  11. Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリの価格情報を追加するには、[次へ] をクリックします。

    注意

    • 有料アプリを提供できない場合、[価格設定] ページは表示されません。

    • アプリを 1 回限りの購入またはサブスクリプションとして登録する場合、支払いおよび税金情報も指定する必要があります。詳細については、「方法: 支払いおよび税金情報の追加」を参照してください。

    • 価格情報は、後で追加することもできます。[下書きの保存] ボタンをクリックし、後で価格情報の追加を完了できます。

  12. [価格設定] ページで、次の操作を実行します。

    1. 無料アプリの場合、[このアプリは無料です] をクリックします。

    2. 1 回限りの購入用アプリの場合、[アプリは有料です (1 回限りの購入)] をクリックしてから、[ユーザーごとの価格] を選択します。

    3. アプリを毎月自動的に更新されるサブスクリプションとして提供する場合は、[このアプリはサブスクリプションとして販売します] をクリックしてから、[ユーザーごとの価格] を選択します。

    4. 1 回限りの購入またはサブスクリプションで購入者が支払う最高金額に制限を設定する場合、[価格のしきい値] を選択します。[しきい値なし] を選択すると、購入者は各ユーザーの [ユーザーごとの価格] を支払います。

      注意

      • [ユーザーごとの価格][価格のしきい値] を掛けると、制限なしのユーザーについて購入者が支払う最大額になります。

        • たとえば、[ユーザーごとの価格] が $1.99 USD で、[価格のしきい値] が 10 ユーザーの場合、制限なしのユーザーの最大額は $19.90 になります。購入者は、最大 10 ユーザーについて、ユーザーごとに $1.99 を支払い、11 ユーザー以上については追加の手数料がかかりません。

      • アプリの価格はアプリ レベルで設定します。アプリの送信に複数の言語を追加する場合、各言語用の価格を設定するのではなく、1 つの価格のみを設定します。ユーザーに表示される価格は、アプリを販売する Office ストアに関連付けられた通貨単位です。

      • アプリを送信すると、アプリの価格設定をサブスクリプションから 1 回限りの購入に変更したり、1 回限りの購入からサブスクリプションに変更することはできません。これは、サブスクリプション価格設定が利用できるようになる前に送信されたアプリについても同様です。

      詳細については、「Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリの価格モデルを決定する」を参照してください。

    5. 1 回限りの購入またはサブスクリプション用アプリで試用版を提供する場合は、[試用サポート] で、[このアプリの試用を許可する場合は、チェックしてください] チェック ボックスをクリックしてから、試用期間とユーザー数を選択します。

  13. [下書きの保存] ボタンをクリックします。

承認のためのアプリの送信

販売者ダッシュ ボード でアカウントを承認した後は、アプリを送信して承認を受けることができます。有料アプリを送信する場合、アプリを送信して承認を受ける前に、支払いおよび税金情報も検証される必要があります。販売者ダッシュ ボードにこの情報をまだ追加していない場合、「方法: 支払いおよび税金情報の追加」を参照してください。承認されたアプリは、各製品の Marketplace に登録されます。

アプリを送信して承認を受けるには、次の操作を実行します。

  • アカウントが承認され、新しいアプリを追加する場合、前のセクションの手順に従ってアプリを追加します。この手順の最後に、[下書きの保存] ボタンではなく [承認のため送信] ボタンをクリックします。

  • 下書きとして販売者ダッシュ ボードに保存したアプリを送信するときに、送信前に変更する場合、[アプリ] タブをクリックします。[管理] で、編集および送信するアプリをクリックします。アプリの概要ページで、[下書きの編集] をクリックして変更します。[承認のため下書きを送信] ボタンをクリックします。

  • 下書きとして販売者ダッシュ ボードに保存したアプリを変更せずに送信する場合は、[アプリ] タブをクリックします。[管理] で、送信するアプリをクリックします。アプリの概要ページで、[承認のため下書きを送信] ボタンをクリックします。

    注意

    承認のためにアプリを送信して、承認プロセス中は、アプリを変更できません。検証プロセスが完了すると、アプリが承認されたか、承認されるにはアプリの変更が必要であることを通知する電子メール メッセージを受信します。必要に応じて、アプリを編集できます。詳細については、「方法: アプリの更新」を参照してください。

関連項目

概念

Microsoft 販売者ダッシュボード 101
方法: アプリの承認状態の確認
アプリ承認プロセスの概要
クライアント ID とクライアント シークレットの作成
Microsoft 販売者ダッシュボード FAQ
サポート リソース

その他のリソース

障碍をお持ちのユーザーのためのユーザー補助
Office ストアに提出されたアプリの検証ポリシー
方法: Office 用アプリまたは SharePoint 用アプリのための効果的な Office ストア リストを作成する
Azure Marketplace のサポート