D3DX11CompileFromResource
リソースを元にシェーダーまだはエフェクトをコンパイルします。
HRESULT
D3DX11CompileFromResource(
HMODULE hSrcModule,
LPCTSTR pSrcResource,
LPCTSTR pSrcFileName,
CONST D3D10_SHADER_MACRO *pDefines,
LPD3D10INCLUDE pInclude,
LPCSTR pFunctionName,
LPCSTR pProfile,
UINT Flags1,
UINT Flags2,
ID3DX11ThreadPump *pPump,
ID3D10Blob **ppShader,
ID3D10Blob **ppErrorMsgs,
HRESULT *pHResult
);
パラメータ
- hSrcModule
シェーダーを含むリソース モジュールのハンドルです。HMODULE は、GetModuleHandle 関数で取得できます。 - pSrcResource
シェーダーを含むリソースの名前です。コンパイラーの設定で Unicode が必要な場合、データ型 LPCTSTR は LPCWSTR に解決されます。それ以外の場合、データ型は LPCSTR に解決されます。 - pSrcFileName
(省略可能)エフェクト ファイル名です。エラー メッセージのみに使用されます。このパラメーターは NULL 値でもかまいません。 - pDefines
(省略可能)マクロ定義の配列へのポインターです (「D3D10_SHADER_MACRO」を参照」)。配列の最後にある構造体は終端子の役割を果たすため、すべてのメンバーをゼロに設定しておく必要があります。使用しない場合は、pDefines を NULL に設定します。 - pInclude
(省略可能)インクルード ファイルを扱うインターフェイスへのポインターです。これを NULL に設定すると、シェーダーに #include が記述されている場合はコンパイル エラーが発生します。 - pFunctionName
シェーダーの実行が開始されるシェーダー エントリポイント関数の名前です。 - pProfile
シェーダー モデルを指定する文字列。シェーダー モデル 2、シェーダー モデル 3、またはシェーダー モデル 4 の任意のプロファイルを使用できます。 - Flags1
シェーダー コンパイル フラグです。 - Flags2
エフェクト コンパイル フラグです。 - pPump
スレッド ポンプ インターフェイスへのポインターです (「ID3DX11ThreadPump インターフェイス」を参照してください)。この関数を、処理が完了するまで戻らないようにするには、NULL を指定します。 - ppShader
コンパイル済みシェーダーおよび埋め込みのデバッグ情報とシンボル テーブル情報を格納するメモリーへのポインターです。 - ppErrorMsgs
コンパイル時に発生したエラーと警告の一覧を格納するメモリーへのポインターです。これらのエラーや警告は、デバッガーからのデバッグ出力と同じです。 - pHResult
戻り値へのポインターです。NULL でもかまいません。pPump が NULL でない場合は、非同期的な実行が完了するまで、pHResult は有効なメモリー位置でなければなりません。
戻り値
戻り値は、「Direct3D 11 のリターン コード」に示すいずれかの値です。
解説
詳細については、「D3DCompile」を参照してください。
要件
ヘッダー: D3DX11async.h 宣言
ライブラリ: D3DX11.lib 内容