Entity Data Model ツールの拡張

Microsoft.Data.Entity.Design.Extensibility 名前空間のクラスを使用して Visual Studio 拡張機能を記述することにより、ADO.NET Entity Data Model ツールの機能を拡張できます。 Microsoft.Data.Entity.Design.Extensibility 名前空間のクラスで次の操作を実行できます。

Ee373852.note(ja-jp,VS.100).gif注 :
次の拡張機能のコード例については、「ADO.NET Entity Data Model デザイナー Extension Starter Kit」を参照してください。

上記の機能は、Visual Studio の 1 つの拡張機能に組み合わせることができます。 たとえば、OnAfterFileLoaded メソッドを使用して .uml ファイルを読み込んだ後 (このメソッドはファイルを .edmx 形式に変換)、エンティティ デザイナーで表示する前に OnAfterModelLoaded メソッドを使用して .edmx ファイルを変更することができます。 反対に、読み込まれた .edmx ファイルを OnBeforeModelSaved メソッドを使用して変更した後、保存する前に OnBeforeFileSaved メソッドを使用して .uml ファイルに変換することもできます。

また、拡張インターフェイスの複数の実装を、同じ Visual Studio 拡張機能で実装できます。 たとえば、IModelTransformExtension インターフェイスの複数の実装により、エンティティ デザイナーで表示する前に、または保存する前に、.edmx ファイルを変更できます。

Visual Studio 拡張機能の記述の詳細については、「Visual Studio の拡張機能の開発」および「Managed Extensibility Framework (MEF)」を参照してください。

Entity Data Model ツールのその他の機能のカスタマイズに関する詳細については、「方法: オブジェクトレイヤーのコード生成をカスタマイズする」と「方法: データベースの生成をカスタマイズする」を参照してください。

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その他のリソース

ADO.NET Entity Data Model ツール