ADO.NET Entity Data Model デザイナー Extension Starter Kit の使用
ADO.NET Entity Data Model デザイナー Extension Starter Kit は、ADO.NET Entity Data Model ツールの機能の拡張方法を理解するために役立つ、Visual Studio プロジェクト テンプレートです。 このプロジェクト テンプレートは、配置およびテストが可能な Visual Studio 拡張機能を Microsoft.Data.Entity.Design.Extensibility 名前空間のクラスを使用して構築する、Visual Studio のカスタム プロジェクト型 (ADO.NET Entity デザイナー Extension Starter Kit) を提供します。 この ADO.NET Entity デザイナー Extension Starter Kit のプロジェクト型は、次のように、Entity Data Model ツールの機能を拡張するプロジェクトを提供します。
Entity Data Model ウィザードは、概念モデルに生成された各エンティティ型にカスタムの構造上の注釈を追加し、モデル生成処理に関する情報を含むメッセージ ボックスを表示します。
モデルの更新ウィザードは、概念モデルに追加された各エンティティ型にカスタムの構造上の注釈を追加し、モデル更新処理に関する情報を含むメッセージ ボックスを表示します。
ADO.NET Entity Data Model デザイナー (エンティティ デザイナー) は、エンティティ デザイナーまたはモデル ブラウザーで選択された場合に、カスタムの annotation 要素をエンティティ型に追加します。
また、このスタート キットには、他の機能をカスタマイズするためのプレースホルダー クラスも含まれています。 これらのクラスのコードの記述により、次のような操作を実行できます。
エンティティ デザイナーが .edmx ファイルを読み込んで保存する方法を拡張します。
エンティティ デザイナーがカスタム ファイルを読み込んで .edmx ファイルに変換できるようにします。
エンティティ デザイナーがカスタム形式でファイルを保存できるようにします。
スタート キットを使用するためには、次に示す技術について理解している必要があります。
Visual Studio 2010 および .NET Framework 4 バージョンの ADO.NET Entity Data Model ツールおよび ADO.NET Entity Framework
マネージの基本事項
基本的なプログラミング概念および Visual C# のプログラミング環境
詳細と、スタート キットのダウンロードについては、「ADO.NET Entity Data Model デザイナー Extension Starter Kit」を参照してください。