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CSmartDockingInfo クラス

スマート ドッキング マーカーの外観を定義します。

class CSmartDockingInfo : public CObject

メンバー

パブリック コンストラクター

[名前]

説明

CSmartDockingInfo::CSmartDockingInfo

既定のコンストラクターです。

パブリック メソッド

[名前]

説明

CSmartDockingInfo::CopyTo

現在のスマート ドッキング情報のパラメーターを、指定された CSmartDockingInfo オブジェクトにコピーします。

データ メンバー

[名前]

説明

CSmartDockingInfo::m_bUseThemeColorInShading

フレームワークがスマート ドッキング マーカーを表示するときに現在のテーマの色を使用するかどうかを指定します。

CSmartDockingInfo::m_clrBaseBackground

スマート ドッキング マーカーの基本背景色を指定します。

CSmartDockingInfo::m_clrToneDest

スマート ドッキング マーカー ビットマップの m_clrToneSrc を置き換える色を指定します。

CSmartDockingInfo::m_clrToneSrc

スマート ドッキング マーカー ビットマップの色を指定します。

CSmartDockingInfo::m_clrTransparent

スマート ドッキング マーカー ビットマップが透明な場合の色を指定します。

CSmartDockingInfo::m_nCentralGroupOffset

中央のグループを示す四角形の境界を基点とする、スマート ドッキング マーカーの中央のグループのオフセットを指定します。

CSmartDockingInfo::m_sizeTotal

グループ内にあるすべてのスマート ドッキング マーカーの合計サイズを指定します。

CSmartDockingInfo::m_uiMarkerBmpResID

フレームワークが、強調表示されていないスマート ドッキング マーカーに使用するビットマップのリソース ID を定義します。

CSmartDockingInfo::m_uiMarkerLightBmpResID

フレームワークが、強調表示されているスマート ドッキング マーカーに使用するビットマップのリソース ID を定義します。

解説

フレームワークは、スマート ドッキング マーカーを内部処理します。 次の図は、標準のスマート ドッキング マーカーを示しています。

標準のスマート ドッキング マーカー

この図で、左側のイメージは、タブへのドッキングが有効になっていない中央のグループのスマート ドッキング マーカーを示しています。 中央のイメージは、右端のスマート ドッキング マーカーを示しています。 右側のイメージは、タブへのドッキングが有効になっている中央のグループのスマート ドッキング マーカーを示しています。 中央のグループのスマート ドッキング マーカーには、メイン ビットマップと 5 つのスマート ドッキング マーカー ビットマップがあります。

スマート ドッキング マーカーの次のパラメーターをカスタマイズできます。

  • 色 たとえば、図中のマーカーの青い色をユーザー定義の色に変えることができます。

  • 透明色。

  • 外接する四角形の境界線を基点とする、中央のグループ内のスマート ドッキング マーカーのオフセット。

  • 中央のグループを表すメイン ビットマップ。

  • 通常のスマート ドッキング マーカーおよび強調表示されたスマート ドッキング マーカーを表すビットマップ。

次の図は、カスタマイズされたスマート ドッキング マーカーの例を示しています。

スマート ドッキング カスタム マーカー

継承階層

CObject

   CSmartDockingInfo

必要条件

**ヘッダー:**afxDockingManager.h

参照

参照

階層図

CObject クラス

その他の技術情報

MFC クラス