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CMFCRibbonGallery クラス

Office 2007 スタイルのリボン ギャラリーを実装します。

class CMFCRibbonGallery : public CMFCRibbonButton

メンバー

パブリック コンストラクター

[名前]

説明

CMFCRibbonGallery::CMFCRibbonGallery

CMFCRibbonGallery オブジェクトを構築し、初期化します。

パブリック メソッド

[名前]

説明

CMFCRibbonGallery::AddGroup

新しいグループをギャラリーに追加します。

CMFCRibbonGallery::AddSubItem

新しいメニュー項目をドロップダウン メニューに追加します。

CMFCRibbonGallery::Clear

ギャラリーの内容を消去します。

CMFCRibbonGallery::EnableMenuResize

メニュー パネルのサイズ変更を有効または無効にします。

CMFCRibbonGallery::EnableMenuSideBar

ポップアップ メニューの左側のサイド バーを有効または無効にします。

CMFCRibbonGallery::GetCompactSize

  (CMFCRibbonButton::GetCompactSize をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::GetDroppedDown

  (CMFCRibbonBaseElement::GetDroppedDown をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::GetGroupName

指定したインデックス位置にあるグループの名前を返します。

CMFCRibbonGallery::GetGroupOffset

 

CMFCRibbonGallery::GetIconsInRow

リボン ギャラリーの 1 行の項目数を返します。

CMFCRibbonGallery::GetItemToolTip

ギャラリーの項目に関連付けられているツールヒント テキストを返します。

CMFCRibbonGallery::GetLastSelectedItem

ユーザーによって選択されたギャラリーの最後の項目のインデックスを返します。

CMFCRibbonGallery::GetPaletteID

現在のギャラリーのコマンド ID を返します。

CMFCRibbonGallery::GetRegularSize

  (CMFCRibbonButton::GetRegularSize をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::GetSelectedItem

 

CMFCRibbonGallery::HasMenu

  (CMFCRibbonButton::HasMenu をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::IsButtonMode

ギャラリー ボタンにギャラリーが含まれるかどうかを示します。

CMFCRibbonGallery::IsMenuResizeEnabled

メニューのサイズ変更を有効にするか無効にするかを指定します。

CMFCRibbonGallery::IsMenuResizeVertical

 

CMFCRibbonGallery::IsMenuSideBar

サイド バーの有効または無効を指定します。

CMFCRibbonGallery::OnAfterChangeRect

  (CMFCRibbonButton::OnAfterChangeRect をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::OnDraw

  (CMFCRibbonButton::OnDraw をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::OnEnable

  (CMFCRibbonBaseElement::OnEnable をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::OnRTLChanged

  (CMFCRibbonBaseElement::OnRTLChanged をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::RedrawIcons

ギャラリーを再描画します。

CMFCRibbonGallery::RemoveItemToolTips

ギャラリー内のすべての項目からツールヒントを削除します。

CMFCRibbonGallery::SelectItem

 

CMFCRibbonGallery::SetACCData

  (CMFCRibbonButton::SetACCData をオーバーライドします。)

CMFCRibbonGallery::SetButtonMode

リボン ギャラリーをドロップダウン ボタンとして表示するか、またはパレットとして直接リボン上に表示するかを指定します。

CMFCRibbonGallery::SetGroupName

グループの名前を設定します。

CMFCRibbonGallery::SetIconsInRow

ギャラリーの各行の項目数を定義します。

CMFCRibbonGallery::SetItemToolTip

ギャラリーの項目のツールヒント テキストを設定します。

CMFCRibbonGallery::SetPalette

パレットをリボン ギャラリーに表示します。

CMFCRibbonGallery::SetPaletteID

ギャラリーの項目が選択されているときに WM_COMMAND メッセージで送信されるコマンド ID を定義します。

プロテクト メソッド

[名前]

説明

CMFCRibbonGallery::OnDrawPaletteIcon

ギャラリー アイコンが描画されるときに、フレームワークによって呼び出されます。

解説

ギャラリー ボタンは、ユーザーによって開かれたときにギャラリーを表示する点を除いて、標準のメニュー ボタンと同じように動作します。 ギャラリーで項目を選択すると、フレームワークはボタンのコマンド ID と一緒に WM_COMMAND メッセージを送信します。 メッセージを処理する場合は、CMFCRibbonGallery::GetLastSelectedItem を呼び出して、ギャラリーから選択された項目を判定する必要があります。

使用例

CMFCRibbonGallery クラスのさまざまなメソッドを使用して CMFCRibbonGallery オブジェクトを構成する方法を次の例に示します。 この例では、ギャラリーの各行の項目数を指定する方法、メニュー パネルのサイズ変更を有効にする方法、ポップアップ メニューの左のサイド バーを有効にする方法、およびリボン ギャラリーをパレットとしてリボン バーに直接表示する方法を示しています。 このコード スニペットは、「DrawClient サンプル:MFC リボン ベースの OLE オブジェクトの描画アプリケーション」の一部です。

    CMFCRibbonGallery* pBtnStyles = new CMFCRibbonGallery(ID_OBJECT_STYLES, _T("Styles\nk"), 0, 0, IDB_STYLES, 40);
    pBtnStyles->SetIconsInRow(7);
    pBtnStyles->EnableMenuResize(TRUE, TRUE);
    pBtnStyles->EnableMenuSideBar();
    pBtnStyles->SetButtonMode(false);
    pBtnStyles->RedrawIcons();

継承階層

CObject   CMFCRibbonBaseElement      CMFCRibbonButton

         CMFCRibbonGallery

必要条件

**ヘッダー:**afxRibbonPaletteGallery.h

参照

参照

階層図

CMFCRibbonButton クラス

CMFCRibbonGalleryMenuButton クラス

その他の技術情報

MFC クラス