CMFCToolBarFontSizeComboBox クラス

[アーティクル]
08/09/2011

ユーザーがフォントサイズを選択するための、コンボボックスコントロールを含むツールバーのボタンです。

class CMFCToolBarFontSizeComboBox : public CMFCToolBarComboBoxButton

メンバー

プロテクトコンストラクター

[名前]	説明
CMFCToolBarFontSizeComboBox::CMFCToolBarFontSizeComboBox	CMFCToolBarFontSizeComboBox オブジェクトを構築します。

パブリックメソッド

[名前]	説明
CMFCToolBarFontSizeComboBox::GetTwipSize	選択されているフォントのサイズ (twip 単位) を返します。
CMFCToolBarFontSizeComboBox::RebuildFontSizes	コンボボックスの一覧に、指定されたフォントに対してサポートされているすべてのフォントサイズを格納します。
CMFCToolBarFontSizeComboBox::SetTwipSize	twip 単位でフォントサイズを設定します。

解説

CMFCToolBarFontSizeComboBox オブジェクトを CMFCToolBarFontComboBox クラスオブジェクトと共に使用すると、ユーザーがフォントおよびフォントサイズを選択できるようになります。

ツールバーには、フォントコンボボックスのボタンと同じように、フォントサイズコンボボックスのボタンを追加できます。詳細については、「CMFCToolBarFontComboBox クラス」を参照してください。

CMFCToolBarFontComboBox オブジェクトでユーザーが新しいフォントを選択したときに、CMFCToolBarFontSizeComboBox::RebuildFontSizes メソッドを使用することで、そのフォントのサポートされているサイズをフォントサイズコンボボックスに格納できます。

使用例

CMFCToolBarFontSizeComboBox クラスのさまざまなメソッドを使用して CMFCToolBarFontSizeComboBox オブジェクトを構成する方法を次の例に示します。この例では、テキストボックスからのフォントサイズ (twip 単位) の取得、指定されたフォントで有効なすべてのサイズのフォントサイズコンボボックスへの格納、およびフォントサイズ (twip 単位) の指定の方法を示します。このコードスニペットは、「ワードパッドのサンプル:MFC ワードパッドアプリケーション」の一部です。

    CMFCToolBarFontSizeComboBox* pSizeCombo =
        DYNAMIC_DOWNCAST (CMFCToolBarFontSizeComboBox, CMFCToolBarFontSizeComboBox::GetByCmd (IDC_FONTSIZE));
    if (pSizeCombo != NULL)
    {
        int nSize = pSizeCombo->GetTwipSize();
        // CMFCFontInfo* pDesc
        pSizeCombo->RebuildFontSizes (pDesc->m_strName);
        pSizeCombo->SetTwipSize (nSize);
    }