フィーチャー定義およびサイト定義の開発をトラブルシューティングする

定義やフィーチャーによって意図した変更が有効にならない場合は、以下の原因を検討してください。

  • すべての定義およびフィーチャーの XML ロジックはメモリ内にキャッシュされます。新しいファイルを Windows SharePoint Services 3.0 にインストールした場合 (たとえば、新しい .aspx ページや XML ファイルを \web server extensions\12 ディレクトリにインストールした場合)、コマンド プロンプトで「IISReset」を入力して、Microsoft Internet Information Services をリセットします。

  • Windows SharePoint Services 3.0 では、準備中のエラーがログに記録されます。\12\Logs にある最新のログで、問題の原因に関するヒントがないか確認します。

  • フィーチャーをデバッグする場合、範囲の変更や定義の変更などの作業を頻繁に行う必要があります。変更を行うときに、フィーチャーを非アクティブ化し、再びアクティブ化しないと、Windows SharePoint Services で問題が発生する可能性があります。たとえば、サイト コレクション レベルと Web サイト レベルの両方で同じ機能が登録される場合があります。

  • フィーチャー定義を通じてカスタム リストを作成する場合、リストを作成しようとすると "ファイルが見つかりません" というエラーが表示される場合は、Schema.xml ファイルが存在しないファイルを参照している可能性があります。View 要素または Form 要素で参照されているすべてのファイルが、基になるファイル システムに存在していることを確認します。

  • フィーチャー ファイルの名前として "Feature.xml" を使用していることを確認します。これ以外のファイル名である場合は、フィーチャーをインストールまたはアクティブ化しようとしたときに、"値を NULL にすることはできません" というエラー メッセージが表示されることがあります。