ダイアログ ボックス
[発行オプション] ダイアログ ボックスでは、アプリケーションの配置オプションを指定します。
このダイアログ ボックスを表示するには、ソリューション エクスプローラーでプロジェクト ノードをクリックし、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。 プロジェクト デザイナーが表示されたら、[発行] タブをクリックします。 [発行] ページで、[オプション] をクリックします。
[発行オプション] ダイアログ ボックスは、新しいナビゲーション ペインからアクセスできる 4 つのセクションに分類されています。
以降のセクションでは、新しい UI 構成について説明します。
説明
[説明] のオプションにアクセスするには、[発行オプション] ダイアログ ボックスの [説明] をクリックします。
発行の言語
アプリケーションを発行する対象の言語とロケールを指定します。[発行者名]
アプリケーションの発行者名を指定します (省略可能)。 このボックスが空の場合は、コンピューターの RegisteredOrganization プロパティの値が使用されます。 この値が null の場合は、プロジェクト名が使用されます。[スイート名]
アプリケーションのインストール先となり、[スタート] メニューに表示されるフォルダーの名前を指定します。[製品名]
アプリケーションの製品名を指定します (省略可能)。 製品名が指定されていない場合は、アセンブリ名が使用されます。[サポート URL]
アプリケーションのサポート情報のある Web サイトを指定します。 この URL の指定は省略可能です。 指定した場合、この URL は、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] で、開発したアプリケーションのエントリに表示されます。[エラー URL]
ClickOnce インストール時に使用されるダイアログ ボックスに表示する Web サイトを指定します。 詳細については、「<customErrorReporting> 要素 (ClickOnce 配置)」を参照してください。
配置
[配置] のオプションにアクセスするには、[発行オプション] ダイアログ ボックスの [配置] をクリックします。
[配置 Web ページ]
配置 Web ページの名前を指定します。 既定のファイル名は、Publish.htm です。[発行後に毎回配置 Web ページを自動的に生成する]
このチェック ボックスがオン (既定) の場合、発行処理によって、配置 Web ページが作成されます。このオプションを選択できるのは、[配置 Web ページ] が指定されている場合だけです。
[発行後に配置 Web ページを開く]
このチェック ボックスがオン (既定) の場合、自動作成された配置 Web ページが、発行時に開きます。[".deploy" ファイル拡張子を使用する]
このチェック ボックスがオン (既定) の場合、配置ファイルの拡張子は .deploy になります。 この拡張子を使用する理由の詳細については、「ClickOnce 配置でのサーバーおよびクライアント構成の問題」の Windows Server のロック ダウンされているコンテンツ タイプに関する説明を参照してください。[CD からインストールする場合、CD が挿入されるときにセットアップを自動的に開始する]
既定では、このチェック ボックスはオフになっています。 このオプションをオンにすると、インストール CD-ROM またはインストール DVD-ROM のルート レベルに autorun.inf ファイルが生成されます。autorun ファイルは、ユーザーがコンピューターに CD-ROM または DVD-ROM を挿入すると、自動的にインストールを開始します。[Web サーバーにアップロードされるファイルを確認する]
このチェック ボックスがオン (既定) の場合、発行処理によって各ファイルがダウンロードされ、すべてのファイルがダウンロード可能であることが確認されます。 ダウンロードできないファイルは、通知されます。
[マニフェスト]
[マニフェスト] のオプションにアクセスするには、[発行オプション] ダイアログ ボックスの [マニフェスト] をクリックします。
[URL からアプリケーションをアクティブにするのを禁止する]
このチェック ボックスがオフ (既定) の場合、アプリケーションはインストール後に自動的に実行されます。 このチェック ボックスをオンすると、アプリケーションは、[スタート] メニューからしか起動できないように設定されます。これにより、URL を使用してアプリケーションが起動されることがなくなります。 詳細については、「DisallowUrlActivation」を参照してください。[URL パラメーターをアプリケーションに渡すことを許可する]
既定では、このチェック ボックスはオフになっています。 このチェック ボックスをオンにすると、配置マニフェストの trustURLParameters が true に設定されます。これにより、アプリケーションは URL パラメーター情報にアクセスして処理できます。 また、アプリケーションでは、ActivationUri を呼び出して、アプリケーションの配置マニフェストを起動するための URL を取得する必要もあります。 この方法については、「方法 : オンライン ClickOnce アプリケーションでクエリ文字列を取得する」を参照してください。[信頼情報のアプリケーション マニフェストを使用する]
このオプションをオンにすると、証明書を使用して、[発行者名]、[製品名]、および [サポート URL] (つまり会社名とアプリケーション名) でアプリケーション マニフェストに再署名できます。 発行者、製品、およびサポート URL の情報は、インストール時に [このアプリケーションを信頼してもよろしいですか?] ダイアログ ボックスに表示されます。 既定では、このチェック ボックスはオフになり、配置では Microsoft 証明書情報が使用されます。[配置プロバイダー URL の除外]
配置プロバイダーの URL を配置マニフェストから除外するかどうかを指定します。 アプリケーションの初回発行の時点では、更新プログラムの配信場所が決まっていないケースも考えられます。Visual Studio 2008 SP1 では、このようなシナリオを想定し、マニフェストから配置プロバイダーの URL を除外できるようになりました。 アプリケーションの発行後は、そのインストール場所から、更新プログラムがチェックされます。[デスクトップ ショートカットの作成]
インストール中、デスクトップにアイコンを作成するかどうかを指定します。 オフライン アプリケーション専用のショートカットが作成されます。
[ファイルの関連付け]
[ファイルの関連付け] のオプションにアクセスするには、[発行オプション] ダイアログ ボックスの [ファイルの関連付け] をクリックします。
拡張子
アプリケーションに関連付けるファイル名拡張子を指定します。説明
ファイルの種類の説明です。[ProgID]
ファイルの種類を一意に識別する名前です。アイコン
この拡張子を持つファイルに使用するアイコンを指定します。