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マルチタスク

更新日: 2012 年 2 月 29 日

Winows Phone プラットフォーム全体はマルチタスクで様々な動作が行われています。それに対してアプリケーションは通常、最前面で表示されているアプリケーション以外は動作が停止もしくは終了しています。このような動作をすることによって、実行中のアプリケーションを最高の状態で動作させることができるほか、デバイスのバッテリー消費も抑えることができます。ただ、必要に応じてマルチタスクで機能を実行させることも可能です。

ライフサイクル

通常、スクリーンに表示されたアクティブなアプリケーション以外のアプリケーションは動作していません。そのため、動作中に [スタート] ボタンが押されると、アクティブなアプリケーションはバックグラウンドに移り、動作が休止します。そして再度呼び出された場合は、休止した状態から続けて復帰することができます。起動、休止、復帰、終了の各タイミングではイベントが発生するため、状態の変化に合わせてアプリケーションの機能を実装することができ、快適な機能をユーザーに提供することができるでしょう。

エージェント

スクリーンに表示されたアクティブなアプリケーションのバックグラウンドで必要な処理を実行する仕組み、それがエージェントです。Windows Phone では、アプリケーションの実行中、別のアプリケーションで起動した音楽演奏、ネットワークを介したファイル転送などをバックエンドでエージェントを使って処理を継続させることができます。

アラームとリマインダー

Windows Phone には、指定した時間に特定のサウンドを再生しながら通知するアラーム処理や、指定の時間になるとメッセージを表示し、タップされるとアプリケーションを呼び出せるリマインダーといった機能を用意しています。さらに一定期間ごとにタイル表示の更新等を行うスケジュール化処理と組み合わせることで、使い勝手が良く、かつ消費電力を抑えたアプリケーションの開発が可能です。

サンプル アプリケーション

実行モデルのサンプル C# (Zip、40.0 KB) | VB (Zip、40.1 KB)

スケジュールされた通知のサンプル C# (Zip、418 KB) | VB (Zip、418 KB)

バックグラウンド転送サービスのサンプル C# (Zip、43.0 KB) | VB (Zip、40.3 KB)

バックグラウンド エージェントのサンプル C# (Zip、22.4 KB) | VB (Zip、24.7 KB)

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