モジュール定義ステートメントに関する規則
以下の構文規則は、.def ファイル内のすべてのステートメントに適用されます。特定のステートメントに対してだけ適用される規則については、それぞれのステートメントの説明を参照してください。
ステートメント、属性キーワード、およびユーザー指定の識別子では、大文字と小文字が区別されます。
スペースやセミコロン (;) を含む長いファイル名は、引用符 (") で囲みます。
ステートメントのキーワードと引数の間、およびステートメントとステートメントの間は、1 つ以上のスペース、タブ、改行文字のいずれかで区切ります。引数を示すコロン (:) や等号 (=) の両側には、スペース、タブ、改行文字のいずれかを挿入します。
NAME ステートメントまたは LIBRARY ステートメントを使用する場合は、ほかのどのステートメントよりも先に記述します。
SECTIONS ステートメントと EXPORTS ステートメントは、同じ .def ファイル内で複数回使用できます。各ステートメントでは、複数の引数を指定できます。この場合、それぞれの指定を 1 つ以上のスペース、タブ、改行文字のいずれかで区切ります。ステートメント キーワードは、最初の指定の前に 1 回記述します。ただし、以降のそれぞれの指定の前で、繰り返し使用してもかまいません。
大半のステートメントは、LINK のコマンド ライン オプションでも指定できます。詳細については、該当する LINK オプションの説明を参照してください。
.def ファイル内のコメントには、セミコロン (;) をコメント行の先頭に付けます。コメントはステートメントと同じ行には記述できませんが、複数行にわたるステートメントでは指定と指定の間に挿入できます。たとえば、SECTIONS ステートメントや EXPORTS ステートメントは複数行にわたるステートメントです。
数値引数は、10 進表記か 16 進表記で指定します。
文字列の引数が予約語と一致する場合は、二重引用符 (") で囲みます。