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メッシュ データの表示

メッシュ タブには、頂点シェーダーによるトランスフォームの前後のメッシュ データが表示されます。テーブルにデータが表示され、レンダリングも行われます。トランスフォーム後の頂点から頂点シェーダー デバッガーを起動して、頂点シェーダー コードを実行しながらデバッグすることができます。

セットアップ

この実験を設定するには、ターゲット プログラムとして StateManager サンプルを選択し、データ収集オプションとしてシングルフレーム キャプチャーを選択します。

手順 1 - メッシュ タブの初期化

データを収集して、分析モードで PIX を開きます。

  • キャプチャーされたフレームを選択します。

    Ee417203.dxsdk_tools_performance_pix_mesh_frame(ja-jp,VS.85).png

  • 描画イベントに移動します。

    Ee417203.dxsdk_tools_performance_pix_mesh_draw(ja-jp,VS.85).png

  • レンダリング タブをクリックして、フレームをレンダリングします。

  • メッシュ タブをクリックします。

手順 2 - トランスフォームされていないデータの表示

メッシュ タブが開き、デフォルトで頂点シェーダーの実行前のトランスフォームされていないデータが表示されます。

Ee417203.dxsdk_tools_performance_pix_mesh_pre_vs(ja-jp,VS.85).png

[PreVS] タブのデータは、[Pre-Vertex Shader] に表示されているデータに対応しています。PIX はメッシュ入力宣言を読み取り、HLSL セマンティクスを使用してデータにラベル付けします。このデータは、頂点別、インデックス別、またはセマンティクス別に表示できます。

手順 3 - トランスフォームされたデータの表示

トランスフォームされたメッシュ データを表示するには、[PostVS] タブをクリックします。

Ee417203.dxsdk_tools_performance_pix_mesh_post_vs(ja-jp,VS.85).png

このタブには、頂点シェーダーの実行後のメッシュ データが表示されます。このテーブルのデータは、[Post-Vertex Shader] に表示されているデータに対応しています。このデータは、プリミティブ別、頂点別、インデックス別、またはセマンティクス別に表示できます。頂点データ列 (VTX) には、下線付きの太字の数字が表示されます。これらの数字は、頂点を変換した頂点シェーダーへのリンクです。シェーダー デバッガーを起動して頂点シェーダーをデバッグするには、これらのリンクのいずれかをクリックします。

手順 4 - 頂点シェーダーへのステップ イン

シェーダー デバッガーにステップ インして頂点シェーダーをデバッグするには、プリミティブを選択し、下線付きで青い太字で表示されている頂点のいずれか 1 つをクリックします (頂点の上にマウスを合わせると、[Debug this vertex] とポップアップ表示され、シェーダー デバッガーが起動されることが示されます)。

Ee417203.dxsdk_tools_performance_pix_mesh_post_vs_debug(ja-jp,VS.85).png

デバッガー タブが開き、頂点シェーダーのアセンブリ コードが表示されます。デバッガーが一時停止している場所のコード行を示すカーソル (黄色の矢印) が、実行可能コードの最初の行に表示されます。

Ee417203.dxsdk_tools_performance_pix_mesh_vs(ja-jp,VS.85).png

頂点シェーダーのデバッグの詳細については、「頂点シェーダーのデバッグ」を参照してください。

関連項目

PIX のチュートリアルとサンプル