Unpin (コマンド ライン)
ピン設定を取り消します。
構文
ss Unpin <Visual SourceSafe 項目名> [-G] [-H] [-N] [-W] [-Y] [-?]
例
特定バージョンに固定されているファイル MYFILE.CPP および MYFILE.H を最新バージョンにする場合。
ss Unpin MYFILE.CPP MYFILE.H
特定バージョンに固定されている、カレント プロジェクト内のすべての *.DOC ファイルを最新バージョンにする場合。
ss Unpin *.DOC
特定バージョンに固定されている、プロジェクト $/CEDAR/SPECS 内のすべてのファイルを最新バージョンにする場合。
ss Unpin $/CEDAR/SPECS/*.*
次の表は、このコマンドで使用できるコマンド ライン オプションの一覧です。
オプション | 説明 |
---|---|
-G | ローカル コピーの取得処理のオプションを指定します。 |
-W | 取得したローカル コピーを書き込み可能にします。 |
-N | 長いファイル名または短いファイル名のどちらを使用するかを指定します。 |
-Y | ユーザー名を指定します。同時にパスワードも指定できます。 |
-?、-H | このコマンドについてのオンライン ヘルプを表示します。 |
権限
このコマンドを使用するには、対象ファイルが存在するプロジェクトでのチェックアウトの権限が必要です。
解説
Unpin コマンドを実行すると、指定したファイルが検索され、特定のバージョンに固定されていれば最新バージョンにします。特定のバージョンに固定されていないファイルは処理されません。
Unpin コマンドでは、ピン設定されていないファイルは無視されます。
参照
コマンド ライン コマンドおよびオプション | -G コマンド ライン オプション | -N コマンド ライン オプション | -W コマンド ライン オプション | -Y コマンド ライン オプション | Pin (コマンド ライン) | [共有] コマンド ([ソース コード管理] メニュー) | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用 | ファイルまたはプロジェクトへのピン設定