ステップ 7 ハンズオン:

ASP.NET 2.0 を利用したマスタ ページによるページ テンプレートの実装 その 2

任意のASP.NET ページでマスタ ページを継承


グローバル ナレッジ ネットワーク株式会社
ナレッジ ソリューション本部  鈴木和久

最終更新日 2005 年 10 月 14 日

目標 ASP.NET 2.0 を利用したマスタ ページによるページ テンプレートの実装
使用技術
  • ASP.NET 2.0
  • Visual Basic 2005
取り上げるトピックス
  • ASP.NET 2.0 を利用したマスタ ページによるテンプレートの利用方法
前提知識
目次
まとめ ASP.NET 2.0 ではマスタ ページによるテンプレートをあらかじめ作成しておき、それを任意の Web ページに継承して利用できます。この機能により、サイト内の複数のページのデザインを共通化し、一貫した管理が可能になります。 
備考  

任意の ASP.NET ページでマスタ ページを継承

ここでは、ASP.NET 2.0 の Web ページで、マスタ ページによるテンプレートを利用します。

Visual Studio 2005 の [ファイル]メニューの [新規作成] をポイントし、[ファイル] をクリックします

[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスで、以下のように指定します。

  •   [テンプレート] 欄:   Web フォーム
  •   [名前] 欄:   MyWebForm.aspx
  •   [言語] 欄:   Visual Basic
  •   [別のファイルにコードを書き込む] チェック ボックス:   ON
  •   [マスタ ページを選択する] チェック ボックス:   ON

 

 [追加] をクリックします。

[マスタ ページを選択してください] ダイアログ ボックスで、以下のように指定します。

  •   [プロジェクト フォルダ] 欄:   https://localhost/MyWebSite/
  •   [フォルダの内容] 欄:   MyMasterPage.master

[OK] をクリックします。

[ソリューション エクスプローラ] で 「MyMasterPage.master」 が追加されたことを確認します。

[MyWebForm.aspx] を [デザイン] 表示に切り換えます。

[Content1] に適当なコンテンツを追加します。

[ソリューション エクスプローラ] で [MyWebForm.aspx] を右クリックして [スタート ページに設定] をクリックした後、[デバッグ] メニュー から [デバッグなしで開始] をクリックします。

ビルドが完了すると Web ブラウザが起動し、Web フォーム ページにマスタ ページが適用されていることを確認できます。

次は 『クライアントアプリケーションの構築』 について説明します。

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