PictureFormat.CropRight プロパティ (Publisher)

バリアント 図または OLE オブジェクトの右端のトリミング量を示すを設定または返します。 値の取得と設定が可能です。

構文

CropRight

PictureFormat オブジェクトを表す変数。

戻り値

バリアント型

注釈

数値は ポイント単位で評価されます。文字列は、Microsoft Publisher でサポートされている任意の単位 (例: "2.5 in") に含めることができます。

負の値を指定すると、フレームの中央から下端がトリミングされ、正の値がフレームの左端に向かってトリミングされます。

トリミング値の有効範囲は、枠の位置とサイズによって決まります。 回転しないフレームの場合、許容される負の最小値は、フレームの右端とスクラッチ領域の右端との間の距離です。 使用できる正の最大値は、現在の枠の幅になります。

トリミングは、図の元のサイズに対して計算されます。 などの場合は図が幅 100 ポイント、200 ポイントに変更して、 CropRight プロパティを 50 に設定、100 ポイント (50 ではなく) がトリミングされます、図の右端。

図または OLE オブジェクトの他の端をトリミングするには、 CropLeftCropTop 、および CropBottom プロパティを使用します。

次の使用例は、作業中の文書の 3 番目の図形の右端から 20 ポイントをトリミングします。 この使用例が正しく動作するには、3 番目の図形が画像または OLE オブジェクトである必要があります。

ActiveDocument.Pages(1).Shapes(3).PictureFormat _ 
 .CropRight = 20

次の使用例は、その図形の大きさが変更されたかどうかにかかわらず、選択した図形の右端からユーザーが指定したパーセンテージでトリミングします。 この使用例が正しく動作するには、選択された図形が図または OLE オブジェクトである必要があります。

Dim sngPercent As Single 
Dim shpCrop As Shape 
Dim sngPoints As Single 
Dim sngWidth As Single 
 
sngPercent = InputBox("What percentage do you " & _ 
 "want to crop off the right of this picture?") 
 
Set shpCrop = Selection.ShapeRange(1) 
With shpCrop.Duplicate 
 .ScaleWidth Factor:=1, _ 
 RelativeToOriginalSize:=True 
 sngWidth = .Width 
 .Delete 
End With 
 
sngPoints = sngWidth * sngPercent / 100 
 
shpCrop.PictureFormat.CropRight = sngPoints 

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