Presentations.Open メソッド (PowerPoint)

  • [アーティクル]

指定したプレゼンテーションを開きます。 開かれたプレゼンテーションを表す Presentation オブジェクトを返します。

構文

式。Open (FileName、 ReadOnly、 Untitled、 WithWindow)

式Presentations オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
FileName 必須 文字列型 (String) 開くファイルの名前を指定します。
ReadOnly 省略可能 MsoTriState 読み取り/書き込み可能な状態でファイルを開くか、または読み取り専用で開くかを指定します。
Untitled 省略可能 MsoTriState ファイルにタイトルを設定するかどうかを指定します。
WithWindow 省略可能 MsoTriState ファイルを表示するかどうかを指定します。

戻り値

Presentation

注釈

適切なファイル コンバーターをインストールすると、Microsoft Office PowerPoint 2003 以前のバージョンでは、次の MS-DOS ファイル名拡張子を持つファイルが開きます: .ch3、 .cht、.doc、.htm、.html、.mcw、.pot、.ppa、.pps、.ppt、.pre、.rtf、.sh3、.shw、.txt、.wk1、.wk3、.wk4、.wpd、.wpf、.wps、.xls。 PowerPoint では、ファイル名拡張子が .docm、.docx、.mhtml、.potm、.potx、.ppam、.pptm、.pptx、.ppsm、.ppsx、.thmx、.xlsm、.xlsxのファイルも開きます。

ReadOnly パラメーターの値は、これらの MsoTriState クラスの定数のいずれかです。

定数 説明
msoFalse 既定値です。 読み取り/書き込み可能な状態でファイルを開きます。
msoTrue 読み取り専用でファイルを開きます。

Untitled パラメーターの値に使用できるのは、次に示す MsoTriState クラスの定数のいずれかです。

定数 説明
msoFalse 既定値です。 ファイル名が自動的に、開かれたプレゼンテーションのタイトルとなります。
msoTrue タイトルなしにファイルを開きます。 これは、ファイルのコピーを作成することと同じです。

WithWindow パラメーターの値に使用できるのは、次に示す MsoTriState クラスの定数のいずれかです。

定数 説明
msoFalse 開かれたプレゼンテーションを非表示にします。
msoTrue 既定値です。 ファイルを表示可能なウィンドウで開きます。

例

次の使用例は、読み取り専用でプレゼンテーションを開きます。

Presentations.Open FileName:="C:\My Documents\pres1.pptx", ReadOnly:=msoTrue

関連項目

プレゼンテーション オブジェクト

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