Visual Basic Editor でのフォームの使用

Visual Basic エディターを使用して、ユーザーが Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) プログラムと対話できるようにするフォームを設計します。 Outlook のフォームとは異なり、Visual Basic for Applications のフォームを Outlook のアイテムの表示に使ったり、Visual Basic for Applications のフォーム上のコントロールをアイテムのフィールドに連結させたりすることはできません。

Visual Basic for Applications プログラムでは、Visual Basic for Applications ユーザー フォームを使用してユーザーから情報を収集できます。その後、プログラムはこの情報を使用して、新しい Outlook アイテムまたは既存の Outlook アイテムのプロパティを設定できます。 たとえば、定型メール メッセージを作成するプログラムでは、Visual Basic for Applications フォームを使用して、ユーザーが送信するメッセージの特定の情報を入力できます。 ユーザーがフォームを閉じると、プログラムはフォーム内の情報を使用してメール メッセージのプロパティを設定し、メッセージを送信します。

次の例は、メッセージの送信前に、2 つのテキスト ボックスに指定された文字列を使ってメッセージに情報を追加します。

Private Sub CommandButton1_Click() 
 Dim myMail As Outlook.MailItem 
 Set myMail = Application.CreateItem(olMailItem) 
 With myMail 
 .To = TextBox1.Text 
 .Subject = "Book overdue: " & TextBox2.Text 
 .Body = "Please return this book as soon as possible." 
 End With 
 myMail.Send 
End Sub

コントロールを使って、Outlook のアイテム、フォルダー、および Outlook オブジェクト モデルのその他の機能の情報を表示することもできます。 次の例は、ユーザーの受信トレイ内のアイテムの件名をコンボ ボックス コントロールに追加する方法を示しています。

Dim myItems As Outlook.Items 
Set myItems = Application.GetNamespace("MAPI").GetDefaultFolder(olFolderInbox).Items 
For x = 1 To myItems.Count 
 ComboBox1.AddItem myItems.Item(x).Subject 
Next x

Visual Basic Editor でのフォームの作成および使用の詳細については、Visual Basic Editor のヘルプを参照してください。

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