XML データ型の変換
XmlConvert クラスのメソッドのほとんどは、文字列と厳密に型指定された形式との間のデータ変換に使われます。これらのメソッドはロケールに依存しません。つまり、変換の実行時にはロケールの設定は考慮されません。XML Schema (XSD) のデータ型仕様には、一定の変換形式の説明と定義が含まれています。この変換形式は、トピック「XML スキーマ (XSD) 型と .NET Framework 型の間でのデータ型のサポート」に記載されています。
文字列を型として読み込む
文字列を読み込んで DateTime 型に変換するサンプルを次に示します。
入力として次の XML を使用します。
入力
<Element>2001-02-27T11:13:23</Element>
次のコードは、文字列を DateTime 形式に変換します。
reader.ReadStartElement()
Dim vDateTime As DateTime = XmlConvert.ToDateTime(reader.ReadString())
Console.WriteLine(vDateTime)
[C#]
reader.ReadStartElement();
DateTime vDateTime = XmlConvert.ToDateTime(reader.ReadString());
Console.WriteLine(vDateTime);
文字列を型として書き込む
Int32 を読み込んで文字列に変換するサンプルを次に示します。
入力として次の XML を使用します。
入力
<TestInt32>-2147483648</TestInt32>
次のコードは、Int32 を String に変換します。
Dim vInt32 As Int32 = -2147483648
writer.WriteElementString("TestInt32", XmlConvert.ToString(vInt32))
[C#]
Int32 vInt32=-2147483648;
writer.WriteElementString("TestInt32",XmlConvert.ToString(vInt32));