June 2018

Volume 33 Number 6

C# - タプルの問題: C# のタプルがガイドラインに従わない理由

Mark Michaelis

値型が不変だと想定され、フィールドはプロパティによってカプセル化されるのだとしたら、C# 7.0 のタプル型がこのガイドラインに従わないように明示的かつ意図的に設計されたのはなぜでしょう。

コラム

データ ポイント - 大きな API を Azure Functions に置き換える

Julie Lerman

Julie Lerman は、Azure DocumentDB を操作していた古い NodeJS Web API のいくつかを、Azure Functions と Cosmos DB を利用するように更新し、コードを大量に取り除きます。今回はこれを可能にする方法を取り上げます。

ブロックチェーン - Azure Blockchain Workbench の導入

Stefano Tempesta

マイクロソフトは、「Build 2018」カンファレンスでブロックチェーン アプリケーションを作成するための Azure Blockchain Workbench を発表しました。作成したアプリケーションは、完全には信頼関係が構築されていない (semi-trusted) 複数の組織と共有されるビジネス プロセスとデータを利用します。今回は Azure Blockchain Workbench が複雑なブロックチェーン アプリケーションを効率よく開発するしくみを説明します。その結果、スキャフォールディングを減らし、ロジックやスマート コントラクトを増やすことに注力できます。

コラム

働くプログラマ - MEAN あれこれ: リアクティブ プログラミング

Ted Neward

リアクティブ プログラミングとは、Web アプリケーション内の情報の「流れ」を表示する方法に関する新しい概念です。この情報の流れは、結果のコントロールにコードで示されます。今月のコラムでは、Ted Neward が Angular を使ったリアクティブ プログラミングを調べます。

Azure Databricks - Application Insights による Databricks ジョブの監視

Joseph Fultz

Application Insights を使って、実行時の操作を分析および監視できます。その結果、現在行われていることについての情報、洞察、警告が得られます。今回は、Application Insights を使って、Azure Databricks ジョブの運用を監視する方法を説明します。

コラム

テストの実行 - CNTK を使用したニューラル回帰

James McCaffrey

回帰問題の目標は、予測する値が 1つの数値になるという条件で予測を行うことです。今回 James McCaffrey が説明するのは、Microsoft CNTK ライブラリを使ってニューラル ネットワーク回帰モデルを作成する方法です。このモデルは、古典的な統計学による線形回帰技法よりも複雑になりますが、一般に精度は高くなります。

C++ - コルーチンと C++/WinRT による効果的な非同期処理

Kenny Kerr

今回は WinRT 非同期パターンと、コルーチンを使って非同期メソッドの呼び出しと生成を両方行う方法について詳しく説明します。スレッド プールを利用する方法と、必要に応じて呼び出しコンテキストを管理する方法を理解します。

コラム

ちょっとひと言 - Ol’ Man River (オール・マン・リバー)

David S. Platt

David Platt は以前 Visual Basic Classic について取り上げています。今月は、Microsoft ストアに VB6 アプリを登録し、成功を収めた Scott Hanselman の取り組みを追います。

コラム

編集長より - インテリジェントな未来

Michael Desmond

先月の「Build 2018」カンファレンスの中心は人工知能でした。すべての開発者を AI 開発者に変えようとするマイクロソフトの取り組みの背後にあるものは何でしょう。