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Register プロパティ

インストール時にファイル、アセンブリ、プロジェクト出力グループをターゲット コンピューターに登録するかどうかを指定します。

設定

個別のファイルをセットアップ プロジェクトに追加した場合の Register プロパティの設定を次の表に示します。

設定値

説明

DoNotRegister

アイテムは登録不要です。

COM

アイテムは、COM オブジェクトとして登録されます。

COMRelativePath

アイテムは、分離 COM オブジェクトとして登録されます。

COMSelfReg

アイテムは、インストール時に COM オブジェクトとして自動登録されます。 アセンブリには使用できません。

Font

ファイルは、インストール時にフォント ファイルとして登録されます。

プロジェクト出力をセットアップ プロジェクトに追加した場合の Register プロパティの設定を次の表に示します。

設定値

説明

DoNotRegister

アイテムは登録不要です。

COM

アイテムは、COM オブジェクトとして登録されます。

COMRelativePath

アイテムは、分離 COM オブジェクトとして登録されます。

COMSelfReg

アイテムは、インストール時に COM オブジェクトとして自動登録されます。 アセンブリには使用できません。

Font

ファイルは、インストール時にフォント ファイルとして登録されます。

解説

通常、.NET Framework に基づくアイテムは登録が不要で、DoNotRegister が既定値になります。 バージョン情報に OleSelfRegister を持つ COM の .dll ファイルまたは .exe ファイルの既定値は COMSelfReg になります。 フォント ファイルは Font として登録されます。

分離 COM DLL をアプリケーションに含める場合は、その参照の Isolated プロパティを True に設定する必要があります。 この DLL をプロジェクト出力に追加すると、Register プロパティが DoNotRegister に設定されますが、場合によっては (mstime.dll の場合など)、COMSelfReg に設定されることもあります。 そのような場合は、Register プロパティを手動で DoNotRegister に変更する必要があります。

そのためには、セットアップ プロジェクトの [アプリケーション フォルダー] で目的の DLL を選択し、[プロパティ] ウィンドウで [Register] プロパティが DoNotRegister に設定されていることを確認します。 セットアップ プロジェクト内のすべての分離 COM コンポーネントに対してこれを行います。

参照

参照

ファイル システム エディターのプロパティ

その他の技術情報

配置でのレジストリ設定管理