#using ディレクティブ (C++)

 

Visual Studio 2017 RC の最新のドキュメントの詳細については、Visual Studio 2017 RC ドキュメントをご参照ください。

/clr でコンパイルされたプログラムにメタデータをインポートします。

#using file [as_friend]  

パラメーター

file
MSIL .dll、.exe、.netmodule、または .obj。 次に例を示します。

#using <MyComponent.dll>

as_friend
file のすべての型にアクセスできることを指定します。 詳細については、「フレンド アセンブリ (C++)」を参照してください。

file は、マネージ データとマネージ構造のためにインポートする Microsoft Intermediate Language (MSIL) ファイルにすることができます。 .dll ファイルにアセンブリ マニフェストが含まれている場合、マニフェストで参照されているすべての .dll がインポートされ、ビルドしているアセンブリはメタデータ内の file をアセンブリ参照としてリストにします。

file にアセンブリが含まれず (file がモジュールであり)、現在の (アセンブリ) アプリケーションのモジュールから型情報を取得する必要がない場合は、/ASSEMBLYMODULE を使用して、モジュールがアセンブリの一部であることを示すこともできます。 その場合、アセンブリを参照するすべてのアプリケーションで、そのモジュール内の型を使用できます。

#using を使用する代わりに、/FU コンパイラ オプションを使用することができます。

#using に渡される .exe アセンブリは、/clr:safe または /clr:pure でコンパイルするか、他のいずれかの Visual Studio コンパイラ (たとえば Visual Basic または Visual C#) でコンパイルする必要があります。 /clr でコンパイルされた .exe アセンブリからメタデータをインポートしようとすると、ファイルの読み込み例外が発生します。

System_CAPS_ICON_note.jpg メモ

#using で参照されるコンポーネントは、コンパイル時にインポートされる別バージョンのファイルで実行することもできるため、クライアント アプリケーションで予期しない結果になります。

モジュールではなくアセンブリ内の型をコンパイラで認識するには、型の解決を強制する必要があります。型の解決を実行するには、たとえば、型のインスタンスを定義します。 アセンブリの型名を解決する方法は他にもあります。たとえば、アセンブリの型を継承すると、コンパイラで型名が認識されます。

__declspec(thread) を使用したソース コードでビルドしたメタデータをインポートする場合、スレッドのセマンティクスはメタデータでは保持されません。 たとえば、__declspec(thread) で宣言され、.NET Framework 共通言語ランタイム用にビルドされるプログラムでコンパイルされ、#using によってインポートされる変数は、変数に対する __declspec(thread) セマンティクスを持たなくなります。

#using によって参照されるファイル内のインポートされるすべての型 (マネージとネイティブの両方) を使用できますが、コンパイラはネイティブ型を定義ではなく宣言として扱います。

/clr でコンパイルするときには、mscorlib.dll が自動的に参照されます。

LIBPATH 環境変数は、#using に渡されたファイル名をコンパイラが解決しようとするときに検索されるディレクトリを指定します。

コンパイラは、次のパスに従って参照を検索します。

  • #using ステートメントで指定されたパス。

  • 現在のフォルダー。

  • .NET Framework のシステム ディレクトリ。

  • /AI コンパイラ オプションで追加されたディレクトリ。

  • LIBPATH 環境変数のディレクトリ。

アセンブリ (C) をビルドし、他のアセンブリ (A) を参照しているアセンブリ (B) を参照する場合、C で A のいずれかの型を明示的に使用するのでない限り、アセンブリ A を明示的に参照する必要はありません。

// using_assembly_A.cpp  
// compile with: /clr /LD  
public ref class A {};  

// using_assembly_B.cpp  
// compile with: /clr /LD  
#using "using_assembly_A.dll"  
public ref class B {  
public:  
   void Test(A a) {}  
   void Test() {}  
};  
  

次の例では、using_assembly_A.cpp で定義されている型をプログラムが使用しないため、using_assembly_A.dll を参照していないことによるコンパイラ エラーは発生しません。

// using_assembly_C.cpp  
// compile with: /clr  
#using "using_assembly_B.dll"  
int main() {  
   B b;  
   b.Test();  
}  

プリプロセッサ ディレクティブ

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