Windows Hello に関する OEM アプリと IHV アプリのシナリオ

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Windows Hello を利用すると、顔認証や指紋認証を使って Windows のシステムやデバイスにログオンすることができます。

Providers API を使うと、IHV や OEM は、コンピューター ビジョンの深度カメラ、赤外線カメラ、カラー カメラ (および関連するメタデータ) を UWP に取り込んだり、カメラによる Windows Hello の顔認証を実現したりすることができます。 Windows.Devices.Perception 名前空間には、UWP アプリケーションからコンピューター ビジョン カメラの色、深度、赤外線データへのアクセスを実現するクライアント API が含まれています。

Microsoft Windows Hello に関する OEM アプリと IHV アプリのシナリオでは、汎用的な赤外線カメラを有効にして、Windows Hello を動作させることに重点を置いています。 このセクションには、汎用的な赤外線カメラを有効にする方法、関連するサンプル、および検証ツールについて説明するトピックが含まれています。

このセクションの内容

トピック 説明

赤外線カメラで Windows Hello を有効にする

Windows Hello を利用すると、顔認証や指紋認証を使って Windows 10 のシステムやデバイスにログオンすることができます。このトピックでは、赤外線ビデオ カメラで Windows Hello を有効にする方法について説明します。また、このトピックは、デバイスでこのログオン機能を提供することを計画している相手先ブランド供給 (OEM) および独立系ハードウェア ベンダー (IHV) を対象としています。特に、アプリ向けの認識 API で使うために調整された色センサー、赤外線センサー、深度センサーを製造する IHV や、さまざまな IHV 製のセンサーの組み込みや調整を行って最終的なデバイスを製造する OEM を対象としています。

赤外線カメラでの Windows Hello の例

このサンプルでは、赤外線ビデオ カメラで Windows Hello を有効にするための、 Windows.Devices.Perception.Provider インターフェイスの基本的な実装について説明します。

 

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