Windows PE での記憶域ネットワーク (SAN) ポリシーのセットアップ

記憶域ネットワーク (SAN) の機能を使うと、コンピューターでディスクその他の記憶装置を他のコンピューターから自動的にマウントできるようになります。SAN のポリシーを Windows プレインストール環境 (Windows Preinstallation Environment) (Windows PE) イメージに対して構成することにより、ディスクを自動的にマウントするかどうかや、どのディスクをマウント可能にするかを制御できます。ポリシーを無効にし、ディスクを自動的にマウントすることもできます。

Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) で使用可能な Windows PE イメージの場合、既定の SAN のポリシーでは、使用可能なディスクが自動的にマウントされます。ただし、SAN 環境で使用可能なディスクの数が多い場合、ディスクを自動的にマウントすると、Windows PE のパフォーマンスが低下する可能性があります。コンテナー ID によって、外付けおよび内蔵ディスクの状態が特定されます。ディスクのデバイス コンテナー ID がルート コンテナー ID と同じ場合、ディスクは内蔵ディスクです。それ以外の場合、ディスクは外付けディスクです。Windows PE のツール パスにある Setsanpolicy.cmd ファイルを使うと、Windows PE イメージに対して SAN のポリシーを構成できます。

  1. Windows PE イメージを、使用可能なマウント ポイントにマウントします。次に例を示します。

    Dism /mount-image /imagefile:C:\winpe_x86\ISO\sources\boot.wim /index:<image_index> /mountdir:C:\winpe_x86\mount
    

    <image_index> は、.wim ファイルにある、選んだイメージの番号です。

  2. setsanpolicy コマンドを実行します。次に例を示します。

    Setsanpolicy.cmd <image_path><policy_number>
    

    <image_path> はマウントされた Windows PE イメージへのパスで、<policy_number> は SAN のポリシー番号です。

    これらの値は、有効な <policy_number> の値です。

     

    SAN のポリシー番号 説明

    1

    使用可能なすべての記憶装置をマウントします。

    これは既定値です。

    2

    共有バス上の記憶装置を除くすべての記憶装置をマウントします。

    3

    記憶装置をマウントしません。

    4

    Windows 8 の新機能です。内蔵ディスクをオフラインにします。

    noteメモ
    すべての外付けディスクとブート ディスクはオンラインです。

    次の例は、共有バス上のディスクを除くすべてのディスクをマウントするように、Windows PE イメージに対して SAN のポリシーを構成する方法を示しています。

    Setsanpolicy C:\winpe_x86\mount <2>
    

    <2> は、共有バス上の記憶装置を除くすべての記憶装置をマウントする SAN のポリシー番号です。

  3. イメージのマウントを解除し、変更をコミットします。次に例を示します。

    Dism /unmount-image /mountdir:C:\winpe_x86\mount /commit
    

Windows システム イメージ マネージャー (Windows SIM) を使って、Windows イメージの既定の SAN のポリシーを変更し、Microsoft-Windows-PartitionManager コンポーネントをカスタマイズできます。SanPolicy の設定を使って、無人インストール中に Windows イメージを構成します。

  1. テクニシャン コンピューター上で、Windows システム イメージ マネージャー (Windows SIM) を開きます。[スタート] ボタンをクリックし、「Windows システム イメージ マネージャー」と入力して、[Windows システム イメージ マネージャー] をクリックします。

  2. 新しい応答ファイルを作成するか、既にある応答ファイルを更新します。詳しくは、「応答ファイルを作成するか開く」と「応答ファイルを作成するためのベスト プラクティス」をご覧ください。

  3. [挿入] メニューの [RunSynchronous] をクリックします。

  4. コマンドのインストール先構成パスを選びます。auditUser 構成パスまたは oobeSystem 構成パスを選ぶことができます。

    noteメモ
    specialize 構成パス中に RunSynchronousNetsh advfirewall コマンドを実行しないでください。

    [同期コマンドの挿入] ダイアログ ボックスが開きます。

  5. Netsh advfirewall firewall コマンドを入力して応答ファイルに追加し、[OK] をクリックします。

    詳しくは、ネットワーク シェル (Netsh) テクニカル リファレンスに関するページをご覧ください。また、Netsh コマンドを Windows PowerShell(R) コマンドに変換することもできます。詳しくは、Netshell コマンドから Powershell コマンドへの変換に関するページをご覧ください。

  6. [SynchronousCommand のプロパティ] ウィンドウの [説明] の横にある [設定] セクションで、「Windows Messenger の有効化」のような説明を入力します。

関連項目

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