カーネル モード ドライバー アーキテクチャの新機能

Windows 8 以降では、カーネル モード ドライバーで次の新機能を利用できます。

DMA_OPERATIONS のバージョン 3

Windows 8 以降では、DMA_OPERATIONS インターフェイスのバージョン 3 で、System on a Chip (SoC) ハードウェア プラットフォーム内のシステム DMA コントローラーの高度なハードウェア機能がサポートされています。新しいインターフェイスには、使い慣れた DMA ルーチンの改善されたバージョンが含まれており、スキャッター/ギャザー リストの管理を簡素化したり、複雑な DMA 転送中にドライバーが介入する必要性を減らしたりすることができます。詳しくは、「DMA Operations インターフェイスのバージョン 3」をご覧ください。

デバイスの電源状態 D3cold のサポート

Windows 8 以降では、デバイスの電源状態 D3 (オフ) は、2 つの異なるサブ状態 D3hot と D3cold に分けることができます。D3 は消費電力が最小限のデバイスの電源状態で、D3cold は D3 の消費電力が最小限のサブ状態です。アイドル状態のデバイスを D3cold サブ状態に移行すると、消費電力が減るため、モバイル ハードウェア プラットフォームが 1 回のバッテリ充電で動作する時間を延長できます。詳しくは、「ドライバーでの D3cold のサポート」をご覧ください。

コンポーネント レベルの電源管理

Windows 8 以降では、実行時の電源管理フレームワーク (PoFx) で、コンポーネント (またはサブデバイス) レベルの電源と時計の管理がサポートされています。デバイス ドライバーは PoFx に登録され、デバイス内の個々のコンポーネントの消費電力を個別に管理できます。PoFx では、Windows ポータブル コンピューター、タブレット PC、スマートフォンなどのモバイル デバイスが 1 回のバッテリ充電で動作する時間を延長するために必要な細かい制御が提供されます。PoFx は、常時稼働かつ常時接続のモバイル デバイスの外観を維持する方法で消費電力を削減します。詳しくは、「電源管理フレームワークの概要」をご覧ください。

温度の管理

Windows 8 以降では、温度管理インターフェイスを使うと、オペレーティング システムによるデバイスの温度レベルのグローバルな管理にデバイス ドライバーを参加させることができます。ハードウェア プラットフォーム全体のデバイス操作を調整すると、オペレーティング システムでは、ユーザー タスクの処理要件と、デバイスを冷却された状態にしておく必要性とのバランスが取られるため、デバイスは安定した動作を続けます。温度の管理では、常時稼働かつ常時接続のハードウェア プラットフォームであるというユーザーの認識が保たれるように、このバランスを取ります。詳しくは、「デバイス レベルの温度の管理」をご覧ください。

I/O マネージャーのアクティビティ ID 追跡の拡張機能

Windows 8 以降では、デバッグを支援するために、アクティビティ ID を IRP に関連付けることができます。詳しくは、次のトピックをご覧ください。

起動時マルウェア対策

Windows 8 以降では、マルウェア対策のために起動時のドライバーを Windows に登録できます。詳しくは、次のトピックをご覧ください。

非ページ プールからの No-Execute (NX) メモリの割り当て

Windows 8 以降のバージョンの Windows のカーネル モード ドライバーでは、no-execute (NX) 非ページ プールから非ページ メモリの大部分またはすべてを割り当てることをお勧めします。NX 非ページ プールからメモリを割り当てることにより、ドライバーは、悪意のあるソフトウェアがこのメモリ内で命令を実行できないようにしてセキュリティを強化します。詳しくは、「No-Execute (NX) 非ページ プール」をご覧ください。

 

 

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