バス ドライバーでの PnP および電源管理のサポート

デバイスの中には、永続的にシステムに接続されているものもあれば、システムの実行中に接続および接続解除できるものもあります。"バス ドライバー" は、バスに接続されているデバイスを識別して報告すると共に、システムにおけるデバイスの接続と接続解除を検知して報告する必要があります**。

バス ドライバーが識別して報告するデバイスは、バスの "子デバイス" と呼ばれます**。子デバイスを識別して報告する処理は、"バス列挙" と呼ばれます**。バス列挙では、バス ドライバーが子デバイスのデバイス オブジェクトを作成します。バス列挙の詳細については、「バス上のデバイスの列挙」を参照してください。

バス ドライバーは、実質的に、バス列挙も処理する関数ドライバーです。バス ドライバーがフィルター ドライバーであることはほとんどありません。バス ドライバーは、通常、バス アダプターの関数ドライバーですが、バスに接続された子デバイスの関数ドライバーではありません。

バス ドライバーは、関数ドライバーと同じ PnP 処理や電源管理処理も行います。これらの処理については、「関数ドライバーでの PnP および電源管理のサポート」を参照してください。