WinPE: マウントとカスタマイズ

Windows プレインストール環境 (WinPE) に、グラフィック ドライバーやネットワーク ドライバーなどのドライバーを追加します。

一般的なカスタマイズ

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gifWindows PE ツールを含む Windows アセスメント & デプロイメント キットを入手する

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gif32 ビットまたは 64 ビットの Windows PE ファイルのセットを作成する

  1. [スタート] ボタンをクリックし、「展開」と入力します。[展開およびイメージング ツール環境] を右クリックし、[管理者として実行] を選びます。

  2. 展開およびイメージング ツール環境で、起動する PC の WinPE ファイルをコピーします。

    • 64 ビット バージョンでは、64 ビットの UEFI と 64 ビットの BIOS の PC を起動できます。

      copype amd64 C:\WinPE_amd64
      
    • 32 ビット バージョンの WinPE では、32 ビットの UEFI、32 ビットの BIOS、64 ビットの BIOS の PC を起動できます。

      copype x86 C:\WinPE_x86
      

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gifWindows PE ブート イメージをマウントする

  • WinPE イメージをマウントします。

    Dism /Mount-Image /ImageFile:"C:\WinPE_amd64\media\sources\boot.wim" /index:1 /MountDir:"C:\WinPE_amd64\mount"
    

カスタマイズの追加

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gifデバイス ドライバー (.inf ファイル) を追加する

  • WinPE イメージにデバイス ドライバーを追加します。

    Dism /Add-Driver /Image:"C:\WinPE_amd64\mount" /Driver:"C:\SampleDriver\driver.inf"
    

    1 つのコマンドを使って複数のドライバーをイメージに追加できますが、各ドライバーを個々に追加する方が問題のトラブルシューティングを簡単に実行できます。

    ドライバーについて詳しくは、「デバイス ドライバー (.inf ファイル) を追加する」をご覧ください。

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gifパッケージ、言語、オプション コンポーネント、.cab ファイルを追加する

  • WinPE にオプション コンポーネントを追加します。オプション コンポーネントを追加するには、オプション コンポーネントと関連する言語パックの両方を追加する必要があります。

    Dism /Add-Package /Image:"C:\WinPE_amd64\mount" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs\WinPE-HTA.cab"  
    
    Dism /Add-Package /Image:"C:\WinPE_amd64\mount" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs\en-us\WinPE-HTA_en-us.cab"
    

    パッケージの追加について詳しくは、「WinPE: パッケージの追加 (オプション コンポーネント リファレンス)」をご覧ください。

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gifファイルとフォルダーを追加する

  • ファイルとフォルダーを C:\WinPE_amd64\mount フォルダーにコピーします。これらのファイルは、WinPE の X:\ フォルダーに表示されます。

    あまりに多くのファイルを追加すると WinPE の速度が低下し、既定の RAMDisk 環境で使用できるメモリを圧迫する可能性があるため、追加しすぎないようにしてください。

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gifスタートアップ スクリプトを追加する

  • Startnet.cmd スクリプトを変更し、カスタム コマンドを含めます。このファイルは C:\WinPE_amd64\mount\Windows\System32\Startnet.cmd にあります。

    このファイルから他のバッチ ファイルやコマンド ライン スクリプトを呼び出すこともできます。

    プラグ アンド プレイまたはネットワークをサポートするには、カスタマイズした Startnet.cmd スクリプトに wpeinit の呼び出しを含めます。詳しくは、「Wpeinit と Startnet.cmd: WinPE スタートアップ スクリプトの使用」をご覧ください。

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gifアプリを追加する

  1. マウントされた WinPE イメージ内にアプリのディレクトリを作ります。

    md "C:\WinPE_amd64\mount\windows\<MyApp>"
    
  2. 必要なアプリ ファイルをローカルの WinPE ディレクトリにコピーします。

    Xcopy C:\<MyApp> "C:\WinPE_amd64\mount\windows\<MyApp>"
    
  3. 後で WinPE を起動し、X: ディレクトリからアプリケーションを実行して、アプリをテストします。

    X:\Windows\System32> X:\Windows\<MyApp>
    

    アプリに一時的な記憶域が必要な場合や、アプリを実行しているときに WinPE が応答しなくなった場合は、必要に応じて、WinPE に割り当てられている一時的な記憶域 (スクラッチ領域) の量を増やします。

  4. WinPE の起動時に実行するシェルまたはアプリケーションを自動的に起動するには、Winpeshl.ini ファイルにパスを追加します。詳しくは、「Winpeshl.ini リファレンス: WinPE 起動時にアプリを起動する方法」をご覧ください。

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gif一時的な記憶域 (スクラッチ領域) を追加する

  • WinPE は、WinPE ファイルを展開するために X: ドライブにメモリを確保します。また、アプリケーションで利用できる一時的なファイルの記憶域 (スクラッチ領域) も確保します。スクラッチ領域は既定では、1 GB を超える RAM を搭載した PC では 512 MB、それ以外の場合は 32 MB です。有効な値は 32、64、128、256、512 です。

    Dism /Set-ScratchSpace:256 /Image:"C:\WinPE_amd64\mount"
    

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gif背景画像を置き換える

  1. 複数のバージョンの WinPE がある場合は、実行中の WinPE のバージョンをすぐに見分けられるように、背景画像を設定できます。

    WinPE の背景画像ファイル (\windows\system32\winpe.jpg) のセキュリティ アクセス許可を変更します。これにより、ファイルを変更したり削除したりできます。

    1. エクスプローラーで、C:\WinPE_amd64\mount\windows\system32 に移動します。

    2. C:\WinPE_amd64\mount\windows\system32\winpe.jpg ファイルを右クリックし、[プロパティ][セキュリティ] タブ、[詳細設定] の順にクリックします。

    3. [所有者] の横にある [変更] を選びます。所有者を [管理者] に変更します。

    4. 変更を適用し、変更を保存するためにプロパティ ウィンドウを閉じます。

    5. C:\WinPE_amd64\mount\windows\system32\winpe.jpg ファイルを右クリックし、[プロパティ][セキュリティ] タブ、[詳細設定] の順にクリックします。

    6. [管理者] のアクセス許可を変更し、フル アクセスを許可します。

    7. 変更を適用し、変更を保存するためにプロパティ ウィンドウを閉じます。

  2. winpe.jpg ファイルを独自の画像ファイルで置き換えます。

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gif応答ファイルの設定を追加する

  • ファイアウォール、ネットワーク、ディスプレイの設定など、WinPE の一部の設定は応答ファイルを使って管理できます。これらの設定を処理するには、unattend.xml という名前で応答ファイルを作成し、WinPE メディアのルートに追加します。詳しくは、「Wpeinit と Startnet.cmd: WinPE スタートアップ スクリプトの使用」をご覧ください。

Dn938390.wedge(ja-jp,VS.85).gifWindows PE イメージのマウントを解除し、メディアを作成する

  1. WinPE イメージのマウントを解除します。

    Dism /Unmount-Image /MountDir:"C:\WinPE_amd64\mount" /commit
    
  2. USB フラッシュ ドライブのような起動可能なメディアを作成します。

    MakeWinPEMedia /UFD C:\WinPE_amd64 F:
    
  3. メディアを起動します。WinPE が自動的に開始されます。WinPE ウィンドウが表示された後、wpeinit コマンドが自動的に実行されます。この手順が完了するまで数分かかる場合があります。カスタマイズを検証します。

トラブルシューティング

作業ディレクトリを削除するには

場合によっては、マウントしたイメージを回復できないこともあります。ユーザーによって作業ディレクトリが誤って削除されないように DISM がブロックしているため、マウントしたディレクトリを削除するには、次の手順が必要になることがあります。次の各手順を試してください。

  1. イメージを再マウントします。

    dism /Remount-Image /MountDir:C:\mount
    
  2. イメージのマウントを解除して、変更を破棄します。

    dism /Unmount-Image /MountDir:C:\mount /discard
    
  3. マウントしたイメージに関連付けられているリソースをクリーンアップします。

    dism /Cleanup-Mountpoints
    

関連トピック

Windows 10 用の WinPE
WinPE: 起動可能な USB ドライブの作成
WinPE: ブート CD、DVD、ISO、VHD の作成
WinPE: ハード ドライブへのインストール (フラット ブートまたは非 RAM)
WinPE: UEFI モードまたは従来の BIOS モードでの起動
WinPE: パッケージの追加 (オプション コンポーネント リファレンス)

 

 

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