Windows PE の新機能

更新日: 2014年4月

適用対象: Windows 8, Windows 8.1, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2

ここでは、Windows プレインストール環境 (Windows Preinstallation Environment) (Windows PE/WinPE) の新機能と変更された機能を紹介し、以前のバージョンの Windows PE および MS-DOS と比較します。

この表では、以前のバージョンの Windows PE と機能を比較します。

 

機能 Windows PE 5.x Windows PE 4.0 Windows PE 3.x Windows PE 2.x

展開されるオペレーティング システム

Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows 8、Windows Server 2012、Windows 7、または Windows Server 2008 R2。

Windows Server 2008 または Windows Vista はサポートされていません。

Windows PE 5.1 の場合: Windows 8.1 Update のサポートを追加します。詳しくは、「WinPE 5.0 から WinPE 5.1 への更新」をご覧ください。

Windows 8、Windows Server 2012、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Vista、または Windows Server 2008。

Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Vista、または Windows Server 2008。

Windows Vista または Windows Server 2008。

Windows PE を展開するために使われるスクリプト

変更なし。

Windows ADK で使うことができるように CopyPE が更新されています。

USB フラッシュ ドライブや ISO ファイルの作成を容易に行うことができるように MakeWinPEMedia が追加されています。

CopyPE と Oscdimg ツールが含まれています。

CopyPE と Oscdimg ツールが含まれています。

Windows PE 2.1 の場合: より大きなサイズのイメージをサポートできるように Oscdimg ツールが更新されています。

スクリプト ツール

.NET Framework のオプション コンポーネントの名前が WinPE_NetFx に変更されました。

PowerShell のオプション コンポーネントの名前が WinPE_PowerShell に変更されました。

Winpeshl.ini を使うと、引用符内のコマンド ライン パラメーターでアプリを起動することができます。詳しくは、「Winpeshl.ini のリファレンス」をご覧ください。

.NET Framework 4.5 のオプション コンポーネントが追加されました (WinPE_NetFx4)。

PowerShell 3.0 のオプション コンポーネントが追加されました (WinPE_PowerShell3)。

コマンド ライン スクリプト ツールが含まれています。

コマンド ライン スクリプト ツールが含まれています。

イメージ キャプチャ ツールとサービス ツール

DISM では Windows 8.1 と Windows Server 2012 R2 の各イメージがサポートされていますが、Windows Vista や Windows Server 2008 の各イメージはサポートされていません。詳しくは、「DISM - 展開イメージのサービスと管理テクニカル リファレンス」をご覧ください。

Windows PE 5.1 の場合: DISM は Windows イメージ ファイル ブート (WIMBoot) をサポートします。詳しくは、「Windows イメージ ファイル ブート (WIMBoot) の概要」をご覧ください。

新しい dism /Capture-image コマンドと dism /Apply-image コマンドにイメージ キャプチャ ツールが付属しています。

Windows 8.1 または Windows Server 2012 R2 のイメージはサポートされていません。

展開イメージのサービスと管理 (DISM) が追加されています。DISM は、Windows または Windows PE イメージをカスタマイズするためのコマンド ライン ツールです。

PEImg ツールと Pkgmgr ツールは、Windows PE 3.0 ではサポートされていません。

イメージをキャプチャおよび適用するためのオプションのアプリケーションとして ImageX を使うことができます。

Windows 8.1 または Windows Server 2012 R2 のイメージはサポートされていません。

PEImg を使って、Windows PE イメージを操作します。

Windows PE 2.0 イメージに対して PEImg /prep を実行した後は、そのイメージを変更することはできません。

イメージをキャプチャおよび適用するためのオプションのアプリケーションとして ImageX を使うことができます。

Pkgmgr を使って、オフラインのイメージで Windows パッケージをインストール、削除、または更新します。

Windows 8.1 または Windows Server 2012 R2 のイメージはサポートされていません。

Windows PE の最適化

プロファイル機能は削除されました。

スクラッチ領域の既定の容量は、RAM が 1 GB を超える PC の場合 512 MB です。

変更なし。

既定のサイズが縮小しています。Windows PE 3.0 の既定のイメージには、ほとんどの展開シナリオをサポートする最低限のリソースのみが含まれています。オプション コンポーネントは、展開イメージのサービスと管理 (DISM) を使って追加できます。

新しい dism /apply-profiles コマンドを使うと、Windows PE 3.0 イメージに含めるファイルをさらに減らし、特定のアプリ群のサポートに必要なファイルのみにすることができます。

Windows PE 2.1 の場合: RAM ディスクの起動ではなく、ハード ディスクからの直接起動がサポートされています。

Windows PE 2.1 の場合: 書き込み可能な RAM ドライブ: 読み取り専用メディアから起動するときに、Windows PE は書き込み可能な RAM ディスク (ドライブ X) を自動的に作成し、汎用の記憶域として 32 MB の RAM ディスクを割り当てます。このサイズは、PEImg /scratchspace を使って MB 単位でカスタマイズできます。有効な値は 32、64、128、256、512 です。

ファイル管理

変更なし。

暗号化されていないボリュームから削除されたファイルを検出して復元できるように、ファイル管理のオプション コンポーネントが追加されています。

Windows PE 3.1 の場合: 4k/512e ドライブのサポートに関連する機能向上が基本イメージに含まれています。

4k/512e ドライブはサポートされていません。

メモリ

サポートされている最大容量:

  • x86 の場合: 64 GB

  • x64 の場合: 4 TB

変更なし。

変更なし。

サポートされている最大容量:

  • x86 の場合: 4 GB

  • x64 の場合: 128 GB

仮想化

変更なし。

変更なし。

Windows PE 3.0 には、ディスプレイ ドライバーを除くすべての Hyper-V ドライバーが付属しています。このため、Windows PE をハイパーバイザー上で実行できます。大容量記憶域、マウスの統合、ネットワーク アダプターなどの機能がサポートされています。

サポートされていません。

ネットワーク

変更なし。

USB で Remote Network Driver Interface Specification (RNDIS) 仕様を実装するネットワーク デバイスが有効になるように、オプションの RNDIS 機能が追加されています。

Windows PE 3.1 の基本イメージには RNDIS バイナリが含まれます。

Windows PE 3.0 の場合: 802.1X (LAN) をサポートするための修正プログラムを使うことができます。

Windows PE 3.1 には、オプション コンポーネントとして 802.1X バイナリが含まれています。このパッケージのファイル名は WinPE-Dot3Svc.cab です。

IPv4 と IPv6 がサポートされています。Internetwork Packet Exchange/Sequenced Packet Exchange (IPX/SPX) などのその他のプロトコルはサポートされていません。

Windows PE 2.1 の場合: 802.1X (LAN) をサポートするための修正プログラムを使うことができます。

回復

変更なし。

オフラインのオペレーティング システムで Windows RE の構成をサポートできるように、WinRE 構成ユーティリティ (winrecfg.exe) が追加されています。

変更なし。

Windows 回復環境 (Windows RE) がサポートされています。

セキュリティ

変更なし。

BitLocker とトラステッド プラットフォーム モジュールをプロビジョニングして管理できるように、セキュア スタートアップ オプション コンポーネントが追加されています。

変更なし。

BitLocker とトラステッド プラットフォーム モジュールがサポートされています。

アーキテクチャ

変更なし。

x86、x64、ARM ベースの PC がサポートされています。

変更なし。

x86、x64、Itanium ベースの PC がサポートされています。

実行している Windows PE のバージョンを確認するには、「regedit」と入力して、レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\WinPE を探します。

Windows PE は MS-DOS に似ています。さらに、次の各機能に対するサポートも含まれています。

  • 動的ボリューム作成と管理を含む、NTFS 5.x ファイル システム。

  • TCP/IP ネットワークとファイル共有 (クライアントのみ)。

  • 32 ビットまたは 64 ビットの Windows デバイス ドライバー。

  • Windows アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) のサブセット。

  • CD ドライブ、DVD ドライブ、USB フラッシュ ドライブ。

  • Windows 展開サービス サーバー。

  • イメージのサービスと管理 (DISM)。

  • Hyper-V ドライバー (ディスプレイ ドライバーを除くすべてのドライバー)。このため、Windows PE をハイパーバイザー上で実行できます。大容量記憶域、マウスの統合、ネットワーク アダプターなどの機能がサポートされています。

  • PowerShell、Windows Management Instrumentation (WMI)、Windows Data Access Components (Windows DAC)、HTML アプリケーション (HTA) のサポート (オプション)。

関連項目

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