暗号化に関する輸出制限について
Windows ストアで認定されない原因となり得るような暗号化がアプリで使われていないかを判断するためにこの情報をご利用ください。
米国商務省産業安全保障局は、一部の種類の暗号化を使う技術の輸出を規制しています。アプリ ファイルは米国内に保存することができるため、Windows ストアに表示されているすべてのアプリはこれらの法律と規制に従う必要があります。米国以外の国で配布することを目的として他の国からアプリ開発者によってアップロードされたアプリについても、これらの規制に従う必要があります。このため、Windows ストアにアプリを提出する際には、すべてのアプリ開発者はこれらの規制で制限されている技術がアプリに含まれていないことを確かめる必要があります。アプリの提出プロセスの [暗号化] 手順で提供される情報は、規制の対象となる技術をアプリが使っているかどうかの判断に役立ちます。
注 ガイドとしては、ここと [暗号化] 手順に示されている情報を使用できますが、適用されるすべての法律と規制をアプリが順守していることの確認は、Windows ストアでアプリを公開するアプリ開発者の責任で行う必要があります。
米国商務省と産業安全保障局の詳しい情報については、産業安全保障局の Web サイトをご覧ください。
暗号化を含む技術の輸出を管理する輸出管理規制 (EAR) の情報については、暗号化技術を使う品目に対する輸出管理規制に関する Web ページをご覧ください。
アプリで暗号化を呼び出したり、サポートしたり、組み込んだり、使用したりしていますか?
この質問は、輸出管理規制の対象となる暗号化の種類をアプリが使っているかどうかの判断を手助けします。 この質問には、ここで一覧に示している例も含まれていますが、この一覧が暗号化の応用のすべてではないことに注意してください。
重要 この質問に答えるときは、アプリ用に自分で記述したコードだけでなく、アプリに含まれたりリンクされたりしているすべてのソフトウェア ライブラリ、ユーティリティ、オペレーティング システム コンポーネントについても考慮してください。
- 認証、整合性チェックなどの、デジタル署名の使用
- アプリが使ったりアクセスしたりするデータまたはファイルの暗号化
- キー管理、証明書管理、または公開キー インフラストラクチャとやり取りのある操作
- NTLM、Kerberos、Secure Sockets Layer (SSL)、トランスポート層セキュリティ (TLS) などの、セキュリティで保護された通信チャネルの使用
- 暗号化パスワードなどによる情報セキュリティ
- コピー防止やデジタル著作権管理 (DRM)
- ウイルス対策機能
暗号化の応用の完全な最新の一覧については、暗号化技術を使う品目に対する輸出管理規制に関する Web ページをご覧ください。
ここで挙げられているタスクのいくつかに暗号化が限定されていますか?
最初の質問への回答が "はい" だった場合、2 つ目の質問では、規制されない暗号化の応用の例が示されます。次のタスクは、規制を受けません。
- パスワードの暗号化
- コピー防止
- 認証
- デジタル著作権管理
- デジタル署名の使用
この一覧にないタスクのために、アプリで暗号化を呼び出したり、サポートしたり、組み込んだり、使用したりしている場合、この質問への答えは "いいえ" になります。
暗号化の応用の完全な最新の一覧については、暗号化技術を使う品目に対する輸出管理規制に関する Web ページをご覧ください。
アプリに輸出規制品目番号 (ECCN) が必要です
規制を受けないタスクの一覧に含まれないタスクのために、アプリで暗号化を呼び出したり、サポートしたり、組み込んだり、使用したりしている場合、そのアプリを Windows ストアで販売するには輸出規制品目番号 (ECCN) が必要です。
ECCN を持っていない場合は、ECCN についての質問とその回答が掲載された Web ページをご覧ください。