開発者用ライセンスの取得 (ストア アプリ)

通常、ストアに提出する前のアプリをインストールしてテストする場合、アプリを実行するコンピューターごとに開発者用ライセンスを取得する必要があります。開発対象が Windows Phone ストア アプリである場合は、開発者に代わって会社がアプリをサイドローディングすることができます。それ以外の場合、ストアでテストされ認定されたアプリやデスクトップ アプリについては実行できますが、認定されていないアプリは、Visual Studio でビルドまたはデプロイしようとすると、エラー DEP0100 が表示されます。「 サイドローディングとは何ですか。Windows ストアでそれは許可されますか。」をご覧ください。

  ドメイン管理者は、コンピューターが一定の要件を満たしている限りインターネットに接続せずに開発者用ライセンスを取得できるようにコンピューターを構成できます。「インターネットに接続しなくても開発者用ライセンスを取得できるようにコンピューターを構成する」をご覧ください。

開発者用ライセンスは無料で、必要な数だけ取得できるため、すべてのテスト コンピューターに取得できます。Microsoft アカウントを使って開発者用ライセンスを取得した場合、30 日ごとに更新する必要があります。ストア アカウントを使って開発者用ライセンスを取得した場合、90 日ごとに更新する必要があり、他にもメリットがあります。

開発コンピューターに直接接続されたリモート コンピューターやデバイスでアプリを初めて実行したり、デバッグしたりするときは、そのリモート コンピューターやデバイス用の個別の開発者用ライセンスをダウンロードするように求められます。開発者用ライセンスをコンピューターにリモートからインストールすることはできないため、対象のコンピューターまたはデバイス自体を使ってライセンスを取得する必要があります。リモート コンピューターやデバイスに開発者用ライセンスをインストールした後、認定を受けていないパッケージをインストール、実行、デバッグできます。リモート コンピューターの開発者用ライセンスはストアが既に認定したアプリやデスクトップ アプリに影響しません。

Visual Studio を使った開発者用ライセンスの取得

ローカル コンピューターで Microsoft Visual Studio を初めて実行するとき、開発者用ライセンスの取得を求めるメッセージが表示されます。ライセンス条項を読み、[同意する] をクリックします。[ユーザー アカウント制御 (UAC)] ダイアログ ボックスで、[はい] をクリックして操作を続けます。

ライセンスをローカル コンピューターにインストールした後は、ライセンスの期限が切れるまで (またはライセンスが削除されるまで)、そのコンピューターではメッセージが表示されなくなるので、認定を受けていないストア アプリを実行したり、プロジェクトを作ったりできます。開発者用ライセンスが期限切れになっていない限り、Visual Studio または Blend for Visual Studio で F5 キーを押すと、認定を受けていないストア アプリをローカル コンピューター上で実行できます。

Visual Studio を使った開発者用ライセンスの更新

開発者用ライセンスは、Visual Studio IDE の使用中にいつでも更新できます。Microsoft Visual Studio Express 2013 for Windows を使っている場合は、メニュー バーで [ストア][開発者ライセンスの取得] の順に選択します。異なるバージョンの Visual Studio を使っている場合は、メニュー バーで [プロジェクト][ストア][開発者ライセンスの取得] の順にクリックします。

コマンド プロンプトからの開発者用ライセンスの取得

Visual Studio を使っていない場合は、Windows PowerShell で次のコマンドを実行して、コマンド プロンプトから開発者用ライセンスを取得し、管理できます。

  • Show-WindowsDeveloperLicenseRegistration。このコマンドによって、開発者用ライセンスを取得し、ローカル コンピューターにインストールするためのダイアログ ボックスが開きます。このコマンドを実行するには、有効な Microsoft アカウントが必要です。また、このコマンドは、管理者特権のアクセス許可を持つコマンド プロンプトで実行する必要があります。
  • Get-WindowsDeveloperLicense。このコマンドは、ExpirationTime と IsValid という 2 つのプロパティを持つオブジェクトを返します。ExpirationTime はライセンスの有効期限日時を格納する System.DateTime 構造体です。IsValid はライセンスが有効であるかどうかを示す System.Boolean です。このコマンドは、管理者特権のアクセス許可を持たないコマンド プロンプトで実行できます
  • Unregister-WindowsDeveloperLicense。このコマンドは、ローカル コンピューターから開発者用ライセンスを削除した場合に、一部のアプリの実行が停止することを警告します。[はい](既定値) をクリックしてライセンスの削除を確定すると、ライセンスはローカル コンピューターから削除されます。このコマンドは、管理者特権のアクセス許可を持つコマンド プロンプトで実行する必要があります。

基本の PowerShell 構文の例は、次のとおりです。


C:\PS> Show-WindowsDeveloperLicenseRegistration
C:\PS> Get-WindowsDeveloperLicense
C:\PS> Unregister-WindowsDeveloperLicense

インターネットに接続しなくても開発者用ライセンスを取得できるようにコンピューターを構成する

コンピューターがドメインに属している場合、ドメイン管理者は、インターネットに接続してライセンスを取得または更新しなくてもよいように、有効期限がない開発者用ライセンスを取得できるようにコンピューターを構成できます。使用するコンピューターはドメインに属し、次のどちらかのオペレーティング システムを実行している必要があります。

  • Windows 8.1 Enterprise
  • Windows 8.1 Pro
      コンピューターが Windows 8.1 Pro を実行している場合、管理者はサイドローディング プロダクト キーのライセンス認証を行う必要があります。

詳しくは、「アプリの追加と削除の方法」をご覧ください。

ライセンスの不正利用

マイクロソフトでは登録済みコンピューターでの開発者用ライセンスの不正利用を検出できます。不正利用やソフトウェア ライセンス条項に関するその他の違反が検出された場合、マイクロソフトは開発者用ライセンスを取り消す場合があります。監視プロセスはアプリのマーケットプレース全体の状態を確認するのに貢献しています。

マイクロソフトはストアで認定されたアプリの使用については監視しません。マイクロソフトはストアで販売されたアプリの分析データを収集し、アプリの開発者にそれらの分析データを提供します。詳しくは、お使いの Windows エディションのソフトウェア ライセンス条項をご覧ください。

Hh974578.wedge(ja-jp,WIN.10).gifお使いのコンピューターで動作中の Windows のエディションを調べるには

  • コントロール パネルで [システム] を選択します。

    ウィンドウの上部近辺にある [Windows Edition] の下に、実行中の Windows のエディションが表示されます。

Hh974578.wedge(ja-jp,WIN.10).gifライセンス条項を読むには

  1. Windows がインストールされているドライブを開きます。

    ほとんどの場合、このドライブには [(C:)] というラベルが付けられています。

  2. Windows/System32/en-US/Licenses/_Default フォルダーを開きます。

  3. お使いのコンピューターにインストールされている Windows のエディションに対応するフォルダーを開き、ライセンスを開きます。

    新しいウィンドウでライセンスが開きます。

リスク

開発者用ライセンスを持っている場合は、Windows ストアによるテストと認定を受ける前のストア アプリを実行できます。ただし、認定をとおして与えられる保護は受けられません。開発者用ライセンスをインストールしたコンピューターでは、ストアを通じてのみアプリをインストールしたコンピューターよりも、ウイルスやマルウェアに感染するリスクが高まる可能性があります。 つまり、ストア以外の場所からストア アプリを取得して実行する場合は、Web からデスクトップ アプリを取得する場合と同じ通常の予防策を講じてください。

 

 

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