モーション センサーと方位センサーへの反応 (HTML)

[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]

目的

センサーを使ってユーザーのさまざまな動きを検出して反応する Windows ストア アプリを作ることができます。 たとえば、加速度計ではユーザーがデバイスを動かした (シェイクした) ことを検出し、傾斜計ではユーザーがデバイスを傾けたことを検出し、コンパスではユーザーがデバイスの方位を変えたことを検出することができます。

このセクションの内容

トピック 説明

クイック スタート: 加速度計によるユーザーの動きへの応答

加速度計を使うと、JavaScript で記述されたアプリでユーザーの動きに応答できます。加速度計を利用したアプリは、一般的に、1 軸または 2 軸のみを入力に使います。ただし、もう 1 つの入力ソースとしてシェイク イベントを使用する場合もあります。

クイック スタート: ジャイロメーターによる角速度の検出

ジャイロメーターを使うと、JavaScript で記述されたアプリでユーザーの動きの変化を検出できます。ゲーム コントローラーとして使う場合、ジャイロメーターは加速度計の機能を補完します。つまり、加速度計で直線的な動きを計測し、ジャイロメーターで角速度 (回転の動き) を計測します。

クイック スタート: コンパスによる現在の方位の検出

コンパスを使うと、JavaScript で記述されたアプリで現在の方位を検出できます。

クイック スタート: 傾斜計によるピッチ、ロール、ヨーの検出

傾斜計を使うと、JavaScript で記述されたアプリでピッチ、ロール、ヨーを検出できます。よくある例としては、フライト シミュレーターがあります。傾斜計の 3 軸 (X、Y、Z) を、航空機のエレベーター、エルロン、ラダーの入力として割り当てます。

クイック スタート: 四元数と回転マトリックス

Orientation センサーを使うと、JavaScript で記述されたアプリで四元数と回転マトリックスを取得できます。開発者は一般にこのデータを複雑なゲームの制御に使います。

クイック スタート: デバイスの向きの検出

SimpleOrientation センサーを使うと、JavaScript で記述されたアプリでデバイスの向きを検出できます。