DirectX Windows ストア アプリでビューを表示するための設定方法

DirectX Windows ストア アプリでビューを表示するための設定方法

[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]

DirectX により Windows ストア アプリを開発するには、Windows ランタイムによって提供され、CoreApplicationView 型と CoreWindow 型として公開されるウィンドウ インフラストラクチャに DirectX をフックする方法について理解しておく必要があります。ここでは、CoreWindow オブジェクトを作成し、DirectX スワップ チェーンをそれに接続するプロセスを紹介します。

理解しておく必要があること

テクノロジ

必要条件

  • C++ プログラミングの知識
  • DirectX と DirectX の用語に関する知識
  • Windows ランタイム フレームワークに関する一定の知識
  • COM/COM+ の基本的な知識

注釈

このトピックは、基本的なビュー プロバイダーを作るために使われたコードに準拠しています。既存の Windows グラフィックス フレームワーク (XAML など) には、ビュー プロバイダーとコア イベント ハンドラーの独自の実装が含まれており、置き換えたり変更したりすることはできません。DirectX のコードを直接記述する場合は、グラフィックス デバイス リソースをアプリケーションのウィンドウに接続するコードを記述し、コア ウィンドウ イベントを自分で接続する必要があります。これには次の 2 つの方法があります。

  • Visual Studio 2013 の Direct3D テンプレートを使い、それを変更します。
  • DirectX ビュー プロバイダーをゼロから作成します。

Visual Studio 2013 Direct3D テンプレートを使うことをお勧めしますが、その機能を効果的に変更または拡張するためにも、これらのテンプレートを使わない場合のためにも、これらのテンプレートで提供されるコードがどのように機能するのかを理解することが重要です。

また、ゲームかグラフィックス アプリに DirectX を使う場合は、開発にネイティブ C++ を使う必要があることに注意してください。そのため、参照と基本的なメモリ管理技術について理解する必要があります。また、ファクトリ パターンやシングルトン パターンなどの設計パターンについて、基本的な理解が求められます。DirectX グラフィックス プログラミングに詳しくない場合は、概要を紹介する DirectX 11 ドキュメントを読み、このトピックで使われる用語 (ビュー、レンダー ターゲット、スワップ チェーンなど) についても理解しておいてください。

セットアップは、次の 3 つの手順で行います。

  • Windows ランタイムを使ってアプリ ビューを作成、初期化し、CoreWindow インスタンスを取得する
  • CoreWindow インスタンス上のイベント ディスパッチ動作を設定する
  • CoreWindow インスタンスに DirectX スワップ チェーンを接続し、ディスプレイ変更イベントを処理した後、描画操作を実行する

開発者が簡単に DirectX グラフィックスの出力を開始し、その出力に基本的なイベントを関連付けられるようにします。

ステップ

トピック説明

手順 1. ビューの作成と初期化

この手順では、表示ウィンドウの基本的な設定を構成する CoreApplicationView を作成して初期化し、そのビューの入力イベントを制御する CoreWindow オブジェクトを取得します。

手順 2. イベント ハンドラーのセットアップ

ビューを表示する DirectX の設定を続行するために、イベントにハンドラーを接続します。この手順では、「手順 1: ビューの作成と初期化」で C++ と Windows ランタイム API を使った DirectX アプリの基本的なフローとして既に作成したコードをベースにします。

手順 3. DirectX スワップ チェーンの UI への接続

いよいよ、ビューを表示するための DirectX の設定は完了です。DirectX と C++ を使った Windows ストア アプリのために作成したビュー プロバイダーに DirectX を組み込みます。「手順 1 : ビューの作成と初期化」では、既にビュー プロバイダーとそれを作成するファクトリを作成しました。「手順 2: イベント ハンドラーのセット アップ」では、PLM、ディスプレイ、およびウィンドウの変更を処理するために必要なイベントを準備しました。ここでは、ビューの描画と管理を行うグラフィックス リソースを追加し、アプリの CoreWindow が受け取ったイベントに応じて更新を行います。

DirectX Windows ストア アプリ フレームワークのコード一式

このトピックは、「DirectX Windows ストア アプリでビューを表示するための設定方法」のチュートリアルで使うコード サンプル一式を示しています。

 

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