JavaScript と HTML を使った Windows ランタイム アプリのアクセシビリティ

Applies to Windows and Windows Phone

このトピックでは、JavaScript を使った Windows ランタイム アプリを開発するときに Windows ランタイムに含まれるアクセシビリティのサポートについて説明し、これを活用して JavaScript を使ったアクセシビリティ対応の Windows ランタイム アプリを作成する方法について説明します。

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このセクションのトピックは、HTML、カスケード スタイル シート (CSS)、JavaScript に精通した開発者向けに作成されています。

アクセシビリティのサポートは Windows ランタイム、特に JavaScript を使った Windows ランタイム アプリの開発プロセスとランタイム環境に組み込まれています。Windows ランタイム ホストが UI を表示するときに、アプリのマークアップとサポート コードで定義されているアクセシビリティ情報が Microsoft UI オートメーション —Microsoft Accessibility API— を通じて公開され、スクリーン リーダーなどの支援技術ツールで利用可能になります。 これには Windows 本体の一部として利用可能な支援技術ツールが含まれます。

JavaScript を使った Windows ストア アプリのアクセシビリティ情報の公開

JavaScript を使った Windows ランタイム アプリの一部として基本的なアクセシビリティ情報を提供するのは簡単です。マークアップ言語は HTML で、HTML が特に Windows ランタイム アプリでどのように使われるかとは無関係に、HTML コンテンツをアクセシビリティ対応にするのに貢献した確立された標準、技法、技術は多数あります。 JavaScript を使った Windows ランタイム アプリにおけるアクセシビリティのサポートは、この土台を基に構築され、そこに独自のアクセシビリティ機能と技法が追加されています。すべての HTML タグと、JavaScript 用 Microsoft Windows ライブラリのコントロールは既にアクセシビリティに対応しているので、JavaScript を使った Windows ランタイム アプリへのアクセシビリティの実装には、通常いくつかの HTML 属性の設定が含まれます。

このドキュメントでは、次に示す重要なアクセシビリティ シナリオのサポートを実行するために実装する必要があるマークアップとコードを中心に説明します。

  • スクリーン リーダー: 視覚に障碍があるユーザーは、アプリの UI を解釈して操作するためにスクリーン リーダーを使います。解釈には UI 要素の名前、役割、値などを読み取ることが含まれ、UI の操作にはある要素から別の要素にフォーカスを移すことや、アプリの機能を呼び出すことが含まれます。
  • キーボードのアクセシビリティ: アクセシビリティのユーザーの多くは、UI の移動や操作に次のようにキーボードを使います。
    • Tab キーを使って要素間でフォーカスを移動する。
    • 方向キーを使ってリスト、グリッド、ツリー ビューなどのコンテナー要素内を移動する。
    • Enter キーまたは Space キーを使って機能をアクティブにする (アクションを呼び出す)。
    • ショートカット キーを使って効率よくその他のアプリの機能にアクセスする。
  • アクセシビリティに対応した視覚効果: 視覚に障碍があるユーザーの場合、テキスト コンテキストでは十分なコントラスト比でテキストを表示し、全体ではハイ コントラスト テーマを使って見やすく表示する必要があります。色覚に障碍があるユーザーには、色以外の方法によって情報を伝える必要があります。

アプリを Windows ストアに提出するときに、アプリがアクセシビリティ対応であることを宣言できます。 アクセシビリティ対応アプリであることを宣言すると、視覚に障碍があるユーザーのように、アクセシビリティ対応アプリに興味を持っているユーザーが簡単にそのアプリを見つけられるようになります。このセクションのトピックはそれぞれ、アクセシビリティのガイドラインに対処するときに役立ち、アプリがアクセシビリティ対応であることを宣言できるようになることを目的としています。

  • Applies to Windows Phone

アプリをアクセシビリティ対応として宣言する方法は、Windows ストアのみに関係します。

このセクションの内容

その他の情報

  • ARIA のサンプル —このサンプルでは、Accessible Rich Internet Applications (ARIA) タグを使って Windows ストア アプリで十分なアクセシビリティを達成する方法を示しています。
  • WAI-ARIA に関するリファレンス —World Wide Web コンソーシアム (W3C) の Web Accessibility Initiative - Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA) 仕様に関するオフィシャル ページです。ARIA のすべてのロール、状態、プロパティのリファレンス情報へのリンクが用意されています。
  • WAI-ARIA による作成方法 —一連のウィジェットおよび構造のキーボード操作と、関連する WAI-ARIA のロール、状態、プロパティについて説明しています。
  • HTML5 仕様 —WAI-ARIA を含む W3C HTML5 仕様のオフィシャル ページです。WAI-ARIA は HTML5 標準の一部になりました。
  • OpenAjax アクセシビリティの例 —WAI-ARIA と HTML5 の規則を確認するのに便利なサイトです。WAI-ARIA の実装の例も数多く含まれています。

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