XMStoreVector2A

ユーザーが決定した、16 バイトにアライメントした 2D ベクトル (XMFLOAT2A など) で XMVECTOR を格納します。格納先は 16 バイトにアライメントされるため、この関数は XMStoreVector2 よりも高速に処理されます。

注意

XMStoreVector2A は、Xbox Math ライブラリとの下位互換性のために用意されています。整数型のスカラーをロードするときは XMStoreInt2A を使用し、浮動小数点型のスカラーをロードするときは XMStoreFloat2A を使用することをお勧めします。

構文

VOID XMStoreVector2A(         VOID *pDestination,         XMVECTOR V)

パラメーター

  • pDestination
    [out] データを格納するアドレスこのアドレスは 16 バイトにアライメントされている必要があります。
  • V
    [in] 格納するデータが含まれるベクトル

戻り値

なし。

解説 

注意

XMStoreVector2A は、SSE/SSE2 サポートを有効にして (XM_SSE_INTRINSICS を定義して) コンパイルされたコードには使用できません。

次の擬似コードは、この関数の処理を表したものです。

UINT* pElement = (UINT*)pDestination;XMASSERT(pDestination);XMASSERT(((UINT_PTR)pDestination & 0xF) == 0);pElement[0] = V.u[0];pElement[1] = V.u[1];

要件

ヘッダー: xboxmath.h で宣言されています。