Cortana の操作 (HTML)
[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]
Windows 10 では、外部アプリケーションの 1 つのアクションを起動して実行する音声コマンドで Cortana の基本機能を拡張できます。
注
音声コマンドは、具体的な目的を持って 1 つの言葉を声に出すことであり、音声コマンド定義 (VCD) ファイルで定義されています。Cortana を通じてインストール済みアプリに指示が伝えられます。
音声コマンド定義にはさまざまなものがあり、定義が複雑になる場合があります。音声コマンド定義では、制限された 1 つの言葉の発声から、より柔軟性の高い自然言語の発声のコレクションまで、あらゆる発声をサポートできます。ただし、これらの発声はすべて、同じ目的を示している必要があります。
VCD ファイルでは、1 つ以上の音声コマンドが定義されており、各音声コマンドは固有の目的を持っています。
ターゲット アプリは、操作の複雑さに応じて、フォアグラウンドで起動したり (アプリがフォーカスを取得します)、バックグラウンドでアクティブ化されたりします (Cortana がフォーカスを維持しますが、アプリからの結果を表示します)。たとえば、追加のコンテキストやユーザー入力 (特定の連絡先へのメッセージの送信など) が必要な音声コマンドはフォアグラウンド アプリで処理するのが最適ですが、基本的なコマンドはバックグラウンド アプリを介して Cortana で処理できます。
アプリの基本的な機能を統合して、ユーザーが直接アプリを開かずにほとんどのタスクを実行できる中心的エントリ ポイントを提供することで、Cortana はアプリとユーザーの仲介役として機能します。多くの場合、これによってユーザーの時間と労力を大幅に減らすことができます。
ヒント このトピックの情報は、JavaScript を使った Windows ストア アプリにのみ適用されます。C++、C#、Visual Basic を使った Windows ストア アプリについては、「Cortana 操作への反応 (XAML)」をご覧ください。
このセクションの内容
トピック | 説明 |
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Cortana 内で音声コマンドを使ってシステム機能にアクセスするだけでなく、Cortana を通じて音声コマンドを使ってフォアグラウンド アプリを起動し、アプリ内で実行するアクションやコマンドを指定することもできます。 |
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実行時に音声認識結果を使って、VCD ファイルのサポート対象語句の一覧 (PhraseList 要素) にアクセスして更新する方法を説明します。 |
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Cortana 内で音声コマンドを使ってシステム機能にアクセスするだけでなく、アプリ内で実行するアクションやコマンドを指定する音声コマンドを使うバックグラウンド アプリの機能によって Cortana を拡張することもできます。 |
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ユーザーが、音声コマンドの実行時に Cortana の音声とキャンバスを通じてバックグラウンド アプリを操作する方法について説明します。 |
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ユーザーがコマンドの任意の場所でアプリ名を言うことができる柔軟で自然な音声コマンドで Cortana を拡張する方法について説明します。 |
関連トピック
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デザイナー向け