WorksheetFunction.StDevP メソッド (Excel)

引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します。 標準偏差とは、統計的な対象となる値が、その平均値からどれだけ広い範囲に分布しているかを計量したものです。

重要

この関数は 1 つ以上の新しい関数に置き換えられました。この関数は、精度が向上し、その名前が使用法をより適切に反映する可能性があります。 この関数は旧バージョンの Excel で引き続き利用可能ですが、 下位互換性を確保する必要がない場合には、機能をより正確に表わす新しい関数を今後使用することをご検討ください。

新しい関数の詳細については、 StDev_P メソッドに関するページを参照してください。

構文

StDevP (Arg1, Arg2, Arg3, Arg4, Arg5, Arg6, Arg7, Arg8, Arg9, Arg10, Arg11, Arg12, Arg13, Arg14, Arg15, Arg16, Arg17, Arg18, Arg19, Arg20, Arg21, Arg22, Arg23, Arg24, Arg25, Arg25, Arg26, Arg27, Arg27,Arg28Arg29Arg30)

: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Arg1 - Arg30 必須 バリアント型 Number1、number2... - 母集団に対応する 1 から 30 個の数値引数。 また、半角のコンマ (,) で区切られた数値の代わりに、配列またはセル範囲を指定することもできます。

戻り値

Double

注釈

StDevP は、引数が母集団全体であると想定します。 データが母集団のサンプルを表す場合は、 StDev を使用して標準偏差を計算します。

大きなサンプル サイズの場合、 StDevStDevP はほぼ等しい値を返します。

標準偏差は、"バイアス" または "n" メソッドを使用して計算されます。

引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。

引数として指定した論理値、および、数値を表す文字列が計算の対象となります。

引数が配列またはセル範囲である場合、その中に含まれる数値だけが計算の対象となります。 空白セル、論理値、文字列、またはエラー値はすべて無視されます。

エラー値または数値に変換できない文字列を引数に指定すると、エラーになります。

StDevP は次の数式を使用します。ここで、x はサンプル平均 AVERAGE(number1,number2,...) で、n はサンプル サイズです。

式

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