[ウォークスルー] 簡単なフィルタ コンシューマ Web パーツのサンプルを記述する

ここでは、接続先であるフィルタ プロバイダ Web パーツの、現在のフィルタ値を表示する簡単なフィルタ コンシューマ Web パーツを作成する方法を説明します。

簡単なフィルタ コンシューマ Web パーツを作成するために従う必要がある手順は以下のとおりです。

  1. ConsumerParameters インターフェイス インスタンスを作成し、フィルタ プロバイダにパラメータ名を伝えます。Windows SharePoint Services 3.0 は、このインターフェイスを使用して、実行時に Web パーツを接続するためのユーザー インターフェイスを設定します。

  2. コンシューマ接続ポイントを公開し、フィルタ プロバイダ Web パーツから IFilterValues インターフェスを要求します。

  3. PreRender() 内でそのインターフェイスを使用し、現在のフィルタ値を表示します。

この Web パーツは、テキスト フィルタなどの、標準で用意されている任意のフィルタ Web パーツに接続することによってテストできます。テキスト フィルタに接続したら、この簡単なフィルタ コンシューマには、テキスト フィルタに入力された値が表示されます。

ヒント

この Web パーツは、フィルタ プロバイダから渡されているフィルタ値を確認する場合に役立つことがあります。特に、複雑なフィルタやコンシューマ Web パーツのデバッグ中に便利です。Web パーツ ギャラリーに追加すると、この Web パーツを再利用できます。

前提条件

フィルタ コンシューマ Web パーツを記述する前に、環境を設定する必要があります。この例は、Microsoft Office SharePoint Server 2007 を設定済みで、Web パーツを追加できるポータル ページが用意されていることを前提にしています。

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タスク

[方法] 複数選択の CheckBox フィルタ Web パーツを作成する

概念

フィルタ Web パーツの概要

[方法] 複数選択の CheckBox フィルタ Web パーツを使用する