Method 要素 (ビュー)

バッチ処理の際、Batch 要素内でコマンドを指定するために使います。

<Method ID="Text"
  Cmd = "Text"
  ID = "Text">
</Method>

属性

属性

説明

Cmd

オプションの Text。Web サービスで、サーバーに渡して実行を要求する、リスト アイテムの更新コマンドを表します。以下のいずれかの値を使用できます。

  • Delete - 指定したアイテムを削除。

  • New - 指定したアイテムを作成。

  • Update - 指定したアイテムを修正

ID

必須の Text。自由形式の識別子文字列。実際にはサーバーでは使わず、そのままクライアントに返します。

子要素

FieldSetListSetVar

親要素

Batch

出現回数

最小 : 1

最大 : 制約なし

Remarks

Method 要素は Batch 要素内で必要になります。コマンドは HTTP プロトコルに埋め込まれます。クライアント側アプリケーションは、複数のコマンドをまとめてサーバーに実行するよう要求できます。

コマンド実行を要求する Method 要素内で SetVar 要素が使われていれば、Cmd 属性には、Windows SharePoint Services RPC プロトコル プロトコルで有効なコマンドも指定できます。

Lists Web サービスの UpdateListItems() メソッドと組み合わせて使う場合、各 Method 要素には、更新しようとする各アイテムの列の値を指定する、Field 要素を入れることができます。

次の例では、Method 要素を使って RPC の ExportList コマンドを実行するよう要求し、指定したリストのスキーマを取得しています。

<Batch OnError="Return">
  <Method ID="0,ExportList">
    <SetList Scope="Request">EF2F5A21-0FD0-4654-84ED-
        112B4F5A48F8</SetList>
    <SetVar Name="Cmd">ExportList</SetVar>
  </Method>
</Batch>